驚いた競争が勃発した。電気自動車(EV)の“電費”競争である。もともとEVはエンジン車に比べるとエネルギー効率が高い。エンジン車が燃料の持つエネルギーの2割程度、ハイブリッド車(HEV)でも3割程度しか駆動力に変換できないのに対して、EVは7割以上を変換できる。なのに、そのもともと高いEVのエネルギー効率をさらに高めようという戦いが始まった。舞台は2022年1月の米国ラスベガスである。
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