常に近くにいて自分が関わり頑張れば、というのは、攻めの姿勢です。頑張れば頑張るほど、報われるどころか、成果は上がらずずるずると後退し、無理を強いる親にも、自分自身にも負担が増え、出口の見えないトンネルの中で苦しみ続けることになりかねません。

 そして、介護が終わってトンネルを出ても、親を元に戻せなかった後悔から自分を責めて後ろを振り返り「あの中で、もっとできることがあったはず……」と、またトンネルの中にいたときのようにもがき苦しむのです。

 先日も、こんな相談がありました。

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この記事はシリーズ「介護生活敗戦記」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。