みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。
週末はMSTの今シーズン最後の合宿でニセコへ行ってまいりました。
雨の予報が見事に大外れ。ゴンドラが低速運転するほどの強風でしたが、天気は晴朗でありました。
オフィシャルウエアをZUICAに一新し、安比、苗場、安比、ニセコと今年もMSTの愉快な仲間たちとたくさん滑りに行きました。
やっぱりニセコは良いなぁ。白い雪に白いウエアが映えます。
しかしニセコは何度来てもそのインバウンド（訪日外国人）比率に驚かされます。夜中にブラブラしているのは外国人さんばかり。カネを盛大に使うのも外国人さんが目立ちます。
だから、というわけではないのでしょうが、ニセコの飲食店はどこもバブっています。中には価格と供されるサービスがあまりにも不釣り合いな店もある。たとえばメインストリートに立つジンギスカン屋。ピッチャー1杯の炭酸水が2500円。焼酎の赤霧島の5合瓶が6500円。絞めて9000円の芋ソーセットとは恐れ入りました。
しかもこちらは慢性的な人手不足。ホテルも部屋のクリーニング係が確保できず、客室の8割程度しか客を入れられない。「休みの時間にはスキーを」なんてフレーズじゃ今どきバイトは集まらない。
だから店のバイト君の誰もが生ビールサーバーの炭酸ガスボンベを交換できなかったりする。いつまでたっても生が出てこないから「どうなってるの？」と聞くと、「ガスが切れちゃって……」と。それならそれで早く言ってくださいな。飲食のプロぞろいのMST。沖縄県代表石川拓人選手がカウンター内に入り、ものの30秒で交換してしまった。
かように雑なオペレーションでも外国人客で満員御礼状態なのですから、従業員の教育がおざなりになるのも仕方がない。無論納得できる話ではありませんが、「そうなるよなぁ」とは思う。味も3年前と比べると格段に落ちている。5年後はどうなっているのでしょう。
帰りは小樽を経由して、市場でカニを食べたり寿司をつまんだりして充実した時間を過ごしました。食のプロと食事をすると、自分では絶対に頼まないオーダーをしたりして、学ぶことが多いです。
このタラバが1杯5万円ですと。観光地価格ですな。ま、こういうところでケチケチしても仕方がない。縁起物みたいなものですからおいしくいただきました。
ということで本編へとまいりましょう。
EV（電気自動車）の試乗が続きます。フォルクスワーゲン（VW）初の電動SUV（多目的スポーツ車）。
EV専用プラットフォーム採用のID.4試乗記であります。
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