みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 恒例の冬季名寄ツアーに行ってまいりました。

 今回も山﨑司令はじめ、陸上自衛隊名寄駐屯地のみなさまと、名寄市長の加藤剛士さんには言葉に尽くせぬほどのお世話になりました。ありがとうございました。

 「いつもスキーばかりじゃ飽きちゃうでしょう」と陸自の吉田類こと齋藤英次氏がアレンジしてくださり、名寄ピヤシリスノーモービル協会のみなさまとスノーモービル&スノーバイクに乗ってきました。

陸自の吉田類こと齋藤英次氏。
陸自の吉田類こと齋藤英次氏。

 彼はバイクもうまいしスノーモービルはプロはだしだし、コーキ(高機動車)に至っては他の隊員がハマって抜けられない場所から、巧みに操って脱出するほどの運転技術の持ち主です。そして料理はそれ以上にうまい。今回は手打ちそばをごちそうになりました。

名寄ピヤシリスノーモービル協会のみなさま。左から蜂谷さん、齋藤さん、村上さん、泉さん、不肖フェル、畑山さん。この中で日本製はヤマハのものが1台だけ。今は外国製が主流なのですな。
名寄ピヤシリスノーモービル協会のみなさま。左から蜂谷さん、齋藤さん、村上さん、泉さん、不肖フェル、畑山さん。この中で日本製はヤマハのものが1台だけ。今は外国製が主流なのですな。

 スノーモービルは何度か経験がありますが、スノーバイクは初体験。どこまで倒していいのか、どこまで前輪に当たるブレードを信じていいのか、最初は恐る恐るでしたが、しばらく乗ると慣れてきました。これは楽しい。

バイクの後輪部分にクローラーを装着し、前輪部分にはスノーボードのようなソリが付いています。私のハスクより大排気量ですが、サイズは全く同じなので非常に扱いやすかった。新雪の中を走ると宙に浮いているような感覚で実に楽しい。
バイクの後輪部分にクローラーを装着し、前輪部分にはスノーボードのようなソリが付いています。私のハスクより大排気量ですが、サイズは全く同じなので非常に扱いやすかった。新雪の中を走ると宙に浮いているような感覚で実に楽しい。

 ウエアは念のためにと、ぬれと寒さに強いダイネーゼの冬用上下で行きましたが、これが大正解。転倒せずとも、自らと前走者の跳ね上げる結構な量の雪を浴びることになるのです。

ピヤシリ山の肩の小屋で一休みして、頂上へは徒歩で行きました。
ピヤシリ山の肩の小屋で一休みして、頂上へは徒歩で行きました。

 晴れていればオホーツク海の流氷が見えるそうです。乗り慣れたみなさんのライドは実に華麗でありました。最高に楽しめました。ありがとうございました!

 せっかく名寄に来るのなら……と加藤名寄市長がアレンジしてくださったのがこちら。

 住友ゴム工業の名寄タイヤテストコースです。

折からの大雪で、コースはいくら除雪しても、10分後にはフカフカの新雪コンディション。
折からの大雪で、コースはいくら除雪しても、10分後にはフカフカの新雪コンディション。

 ノーマルタイヤで雪道を走るとどうなるかなど、短い時間でしたがいろいろな体験をさせていただきました。しかしタイヤの進化には目を見張るものがありますな。住友ゴムの名寄タイヤテストコースでの体験については、WEB CARTOPで詳細な記事にしようと思います。

加藤市長、山﨑司令、住友ゴムのみなさまと。ちなみにこれ、氷の上です。
加藤市長、山﨑司令、住友ゴムのみなさまと。ちなみにこれ、氷の上です。
住友ゴムさんの社内報に「バカ来社」とか書かれて写真が載るのでしょうか……生まれてスミマセン……。
住友ゴムさんの社内報に「バカ来社」とか書かれて写真が載るのでしょうか……生まれてスミマセン……。

 そして名寄駐屯地の精鋭諸君と恒例の撃ちたて鹿祭り。前日14時すぎまで一緒に滑っていた升川隊員。あれからダッシュで狩りに出て、日没前に仕留めてきたのだそうです。スキーもうまいライフルもうまい。いや恐れ入りました。

ちなみに前週は土日両日ともボウズだったそうです。短時間で仕留められる日もあれば、まるきりダメな日もある。人生いろいろ。狩りもいろいろであります。
ちなみに前週は土日両日ともボウズだったそうです。短時間で仕留められる日もあれば、まるきりダメな日もある。人生いろいろ。狩りもいろいろであります。

 ということで本編へとまいりましょう。不肖フェルも愛用するバケットシートメーカー。BRIDE(ブリッド)の社長インタビュー後編です。

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