日産自動車の超人気SUV(多目的スポーツ車)、新型エクストレイルの開発者インタビューです。
よく晴れた日の午前中。インタビューは日産グローバル本社の会議室で行われた。
お話を伺うのは、4代目エクストレイルの開発責任者である日産自動車 Nissan 第二製品開発本部 Nissan 第二製品開発部 第三プロジェクト統括グループ 車両開発主管の中村将一さんだ。

「タフと上質」を実現するカギ
フェルディナント・ヤマグチ(以下、F):はじめに中村さんのお言葉で、「端的に言うと、エクストレイルとはこんなクルマだよ」ということを教えてください。
日産自動車 Nissan 第二製品開発本部 Nissan 第二製品開発部 第三プロジェクト統括グループ 車両開発主管の中村将一さん(以下、中):エクストレイルは初代から「タフギア」というキーワードで造られてきたクルマです。もちろん4代目もそうで、今回はさらに上質さを兼ね備えたクルマに仕上げています。
4代目エクストレイルをお話しする上で、いろいろな場面で出てくるキーワードなのですが、このクルマを一言で言い表すと、「タフと上質」を兼ね備えたクルマ、ということになります。
F:タフと上質。なるほど。
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