みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 F1イギリスグランプリに来ております。
 先週火曜日掲載の長谷川大祐氏インタビュー記事でもお話しした通り、F1人気がすごい。

 F1のオーナーである米メディア大手のリバティ・メディアの巧みな広報が奏功し、チケットは実に30分でソールドアウト。会場の入り口周辺には「チケット買います」の札を持った人が何人も見られました。

何時間も立っておられるのでしょう。疲労の色が見られます。メルセデスのキャップをかぶっているので地元選手ハミルトンのファンでしょうか。
何時間も立っておられるのでしょう。疲労の色が見られます。メルセデスのキャップをかぶっているので地元選手ハミルトンのファンでしょうか。

 ペイパービューの数字が伸びているそうですが、ともかく会場の観客の数もすごい。

 Netflixがアメリカでバンバン煽ったものだから、アメリカはじめ海外からの観客も多い。当然ホテルが取れなくなる。シルバーストン周辺のホテルなど夢のまた夢で、何とか見つけた宿はシルバーストンから40マイルほど離れたルートン空港近くのホテルでした。

イギリスへ来るのは10年ぶり。到着初日はロンドン動物園近くの静かなホテルへ。薄いパーカー1枚しか持って行かなかったので往生しました。朝と夜は本当に寒い。
イギリスへ来るのは10年ぶり。到着初日はロンドン動物園近くの静かなホテルへ。薄いパーカー1枚しか持って行かなかったので往生しました。朝と夜は本当に寒い。

 歴史のあるシルバーストン・サーキット。もともとはイギリス空軍の基地だったそう。
 歴史があるということは古いということでありまして、ともかくアクセスが悪い。
 7月1日金曜日のプラクティスが終わった後は、会場を出るのに2時間近くもかかってしまいました。
 一般客が押し寄せる決勝の7月3日日曜日はどうなるのでしょう。

AmazonはかなりF1にかけていますね。AWSのバスが何台も走り、会場には日本の修学旅行よろしくAWSの札を持ったガイドさんが団体客を引き連れて会場を見学して回っておられました。
AmazonはかなりF1にかけていますね。AWSのバスが何台も走り、会場には日本の修学旅行よろしくAWSの札を持ったガイドさんが団体客を引き連れて会場を見学して回っておられました。

 今回はプラクティス前の貴重な時間をいただいて、「現在唯一の日本人F1ドライバー」である角田裕毅選手に独占インタビューいたしました。明日掲載です。まさかの月火3週連続掲載。

 私も大人になりました。

F1ドライバー角田裕毅選手と。弱冠22歳の若者が世界を相手に奮闘しています。明日の記事をお楽しみに!!
F1ドライバー角田裕毅選手と。弱冠22歳の若者が世界を相手に奮闘しています。明日の記事をお楽しみに!!

 ということで本編へとまいりましょう。マツダ CX-60の開発者インタビュー続編です。

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