みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 3連休は宮崎で過ごしました。

 宮崎の魅力はサーフィンだけではありません。
 連なる山々や、そこを這う林道もまた最高に楽しい。
 良い波が立たない日は(波を云々できる腕前ではありませんが、連れが“今日はダメですね”という日は)、板を置いてバイクで山に出かけます。

宮崎で軽めの林道を。真剣に宮崎・東京のデュアルライフを検討中。今、部屋をリサーチ中です。
宮崎で軽めの林道を。真剣に宮崎・東京のデュアルライフを検討中。今、部屋をリサーチ中です。

 Facebookを覗いていたら、日経ビジネス電子版前編集長の池田信太朗さんの投稿で、氏も連休中宮崎に来ていることが分かりました。「僕も宮崎なんです。会いましょうよ」と連絡したら、「次期編集長の原(隆)も一緒なんですが良いですか?」と。

「あなたがフェルさん……」と思い切り訝しい顔で見られました。そんなに警戒されなくても……。今後ともよろしくお願い申し上げます。原さんのご実家は宮崎なのだそうです。
「あなたがフェルさん……」と思い切り訝しい顔で見られました。そんなに警戒されなくても……。今後ともよろしくお願い申し上げます。原さんのご実家は宮崎なのだそうです。

 他誌の取材で預かっているGT-R NISMO。600馬力の超絶パワーにレーシングカーばりの足回り。いやはや凄まじいクルマです。楽しい。

600馬力ですよ。フロントφ410mmのブレンボ製カーボンセラミックブレーキですよ。
600馬力ですよ。フロントφ410mmのブレンボ製カーボンセラミックブレーキですよ。

 Rモードで走ると血液が沸騰するような興奮を覚えます。

 大黒ふ頭のPAでベンチに腰掛けコーヒーを啜りながらボンヤリGT-Rを眺めていたら、若い女性の2人組がやって来て、「あの……写真を撮ってもいいですか」と。

 どうぞどうぞご自由に。せっかくだからシートに座ってご覧なさいな。なに、遠慮はいりません。なんて話になった。

大黒ふ頭でお声掛けいただいた2人のお嬢さん。「すごいクルマですね。憧れます」とさんざん褒められたので、「これボクのじゃないんです」と言うタイミングを逃してしまいました。お嬢さん方、これボクのじゃないんですよ。
大黒ふ頭でお声掛けいただいた2人のお嬢さん。「すごいクルマですね。憧れます」とさんざん褒められたので、「これボクのじゃないんです」と言うタイミングを逃してしまいました。お嬢さん方、これボクのじゃないんですよ。

 聞けばクルマが大好きで、ご自身も86を所有されているとのこと。
 うーむ。感心感心。若者のクルマ離れが叫ばれて久しいですが、こんな方もおられるのです。
 世の中まだまだ捨てたもんじゃありません。

親に頼らず自分で貯金して買ったそうです。偉い。
親に頼らず自分で貯金して買ったそうです。偉い。

 ということで本編へとまいりましょう。
 日産 ノート オーラの開発責任者のインタビューです。

次ページ 機械式に比べると電動はうんと設計しやすい