みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 この週末もスキーに行ってまいりました。
 今回はスキーだけでなく別の目的もございまして、我らがコーチ、皆川賢太郎氏が立ち上げた、「一般財団法人冬季産業再生機構」発足のお祝いをするためであります。

 当初はドカンと大きなGalaを開催する予定だったのですが、時節柄大人数が集まってドンチャンやるのはまずい。では一緒に滑って雪の上でお祝いを……と冬季オリンピアンが会長を務める財団にふさわしい門出と相成ったわけです。

冬季産業再生機構代表理事/会長の皆川賢太郎選手と。今回はMST(港区スキーチーム)の合宿ではないので、Daineseのウェアで行きました。
冬季産業再生機構代表理事/会長の皆川賢太郎選手と。今回はMST(港区スキーチーム)の合宿ではないので、Daineseのウェアで行きました。

 バブル経済と共に伸長したスキー産業。総合保養地域整備法(いわゆるリゾート法)の後押しもあり、往時は国内に700カ所以上のスキー場が存在し、ピーク時は1860万人もの人がスキーを楽しんでいた。あれから20年(綾小路きみまろ調)。今やスキー人口は700万人まで落ち込み、いささか乱暴に開発されたスキー場も、現在稼働しているのはピークの半分以下という惨状であります。

 しかし日本には世界に誇る「雪資源」がある。減少し続けてきたスキー・スノーボード人口もようやく底を打ち、2017年以降は右肩上がりで増え続けている。加えてインバウンド市場の拡大です。賢太郎くんの財団は、この「雪資源」の価値を高め、広めていくことを目的としています。 冬季産業再生機構

 賢太郎くんのご紹介で、北京オリンピックフリースタイルスキー男子・モーグル種目銅メダリストの堀島行真選手と一緒に滑る幸運に恵まれました。

堀島行真選手と。彼が持つ見慣れない板は「ID one」という日本のブランド。何とモーグルのトップ選手の9割がこの板を履いているそうです。ID oneはオリンピアンが使う板と市販品が同じクオリティなのだそうです。
堀島行真選手と。彼が持つ見慣れない板は「ID one」という日本のブランド。何とモーグルのトップ選手の9割がこの板を履いているそうです。ID oneはオリンピアンが使う板と市販品が同じクオリティなのだそうです。

 「それじゃ行きましょう」と滑り出す。小さなコブを見つけると、すかさずエアを決める。滑りながらスキーの先端を雪面に突き刺し、そこを軸にしてクルッと回る。いや、メダリストというのはすごいものです。

「キャホー」なんて言いながらこの姿勢でずっと滑るんですよ。どうなっているのでしょう。堀島選手の後ろは上村愛子選手。当たり前ですが、うまい! 速い! カッコいい!
「キャホー」なんて言いながらこの姿勢でずっと滑るんですよ。どうなっているのでしょう。堀島選手の後ろは上村愛子選手。当たり前ですが、うまい! 速い! カッコいい!

 滑りながら「たのしー!」「サイコー!」を連発していたのが印象的です。
 心からスキーを楽しんでいる。心からスキーを愛しているのがヒシヒシと伝わってくる。
 無論試合のときにはカチッとスイッチが入り、別人のようになるのでしょうが、こうした選手がメダルを取るのは本当にめでたいことです。

宿泊したホテルも素敵でした。オープン初日のANAインターコンチネンタル安比高原リゾート。「珠玉のエクスペリエンス」を標榜するだけのことはありました。グリーンシーズンに来ても楽しそうです。
宿泊したホテルも素敵でした。オープン初日のANAインターコンチネンタル安比高原リゾート。「珠玉のエクスペリエンス」を標榜するだけのことはありました。グリーンシーズンに来ても楽しそうです。

 ということで本編へとまいりましょう。
 今回お届けするのはハイエースのユーザーインタビュー。
 20年ぶりにハイエースを買ったというバイク仲間の佐野新世くんにご登場いただきます。

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