78式雪上車の操舵はハンドルではなく左右2本のレバーで行う。トランスミッションはマニュアルである。対して新型の10式は普通のトラックと同じように円形のハンドルで、トランスミッションはオートマチックだ。旧型の方が圧倒的にコントロールが難しいのだが、その分微妙なコントロールが可能なのだそうだ。何でも簡単にすればいいというわけではないのだ。

駐屯地の裏手にある演習場で。こちらで軽雪上車の後ろにも乗せていただいた。
駐屯地の裏手にある演習場で。こちらで軽雪上車の後ろにも乗せていただいた。

 当日は半長靴で歩くと股下まで潜ってしまうような深雪だったので、軽雪上車の走行は相当厳しいものだった。自衛隊仕様は雪をかく履帯の歯が短く、また履帯自体も民間のレーサーと比べると格段に短いのだ。それでも車体を左右に振って何とか走り抜けてしまうのだからすごい。

 せっかく雪質日本一の誉れも高い名寄に来たのだから、もちろん普通のスキーも楽しんだ。さすが最北の駐屯地。みなさんスキーが上手い。

戦闘服から民間のスキーウェアに着替えてアルペンスキーも少々。
戦闘服から民間のスキーウェアに着替えてアルペンスキーも少々。

夜は市立天文台へ

 夜は加藤剛士名寄市長もジョインして、なよろ市立天文台“きたすばる”へ見学に出かけた。なぜなに星博士の村上恭彦台長(天文台は所長ではなく“台長”と呼ぶらしい)の話がとても面白かった。素人のトンチンカンな質問にも当意即妙に返してくださった。ああ、この方は本当に星が好きなんだなぁ。

なよろ市立天文台きたすばる。ここは訪れる価値アリだ。
なよろ市立天文台きたすばる。ここは訪れる価値アリだ。
ドームの中はこんな感じ。430光年の彼方にある星も見せていただいた。430年前に放たれた光を見る。なんとも不思議な気持ちになる。もしかしたらこの星は既に消えてなくなっているのかもしれない。それを聞いたら「大丈夫です。まだあるみたいです」と。どうやって調べるのだろう。
ドームの中はこんな感じ。430光年の彼方にある星も見せていただいた。430年前に放たれた光を見る。なんとも不思議な気持ちになる。もしかしたらこの星は既に消えてなくなっているのかもしれない。それを聞いたら「大丈夫です。まだあるみたいです」と。どうやって調べるのだろう。

 名寄市加藤剛士市長。陸上自衛隊名寄駐屯地山﨑潤司令。同じく名寄駐屯地の升川さん、齋藤さん、石黒さん、大留さん、大居さん、小方さん。今回も大変お世話になりました。楽しゅうございました。名寄サイコーです!

 それではみなさまごきげんよう。

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