みなさまあけましておめでとうございます。
年男のフェルディナント・ヤマグチでございます。
本稿執筆時、いまだ長い自宅幽閉生活が続いております。
自宅周辺での散歩や日用品の買い物など、必要最低限の外出は認められているものの、たまたま買い物中に例の現在地確認メールが飛んできたりするとたまらない。自宅からわずか400メートルの場所にいるにも関わらず、現在地報告をタップすると、すぐに「誓約書違反の疑いあり。いますぐ自宅へ帰れ!」と高圧的なメールが飛んでくる。いや、あの買い物はいいって言いましたよね……と申し開きをしたくても、MySOSにはそんな機能がない。まるで犯罪者扱いです。こんな生活があと何日も続くのかと思うと、暗然たる気持ちになります。
「行きたい時に行きたい場所に自由に行ける」という制約のない生活がどんなにありがたいことなのか、今さらながら日本に生まれてヨカッタと思い返しております。
そんな不自由な生活の中にもいい話はある。
フェル2号ハイエースの第1期工事が終わり、横浜のCRSさんから戻ってきたのです。

装着したタイヤはヨコハマのジオランダー。不整地にバキバキ入っていくための本格派オフロードタイヤですが、私は完全に見た目で選びました。ハイエースにはオーバースペックもいいところです。

もともとは別のタイプのホイールを所望したのですが、丸山店長から「ある理由」で激しく反対され、装着を断念したという経緯があります。詳細は青いR社の某自動車探索機誌に書いてありますのでそちらをご覧ください。

このままだと3インチ近く車高が上がってしまうので、ローダウンブロックを噛ませています。青いバネの上にある四角い金色の部品がそれ。「いったん車高を上げたうえで、タイヤが干渉しないギリの位置まで様子を見ながら下げる」という複雑なプロセスを経て車高を調整していただきました。基本は車高を上げたくなかったのですが、何しろタイヤ主体で始めたものですから。
そうそう。ボディの前後には「モーションコントロールビーム」なるボディダンパーを取り付けました。バネが組み込まれているので、ブレースほどガチガチではなく、適度なしなりを残している。これは逸品です。コーナリングが断然よくなります。

フォグランプも交換しました。スイッチひとつでイエローとホワイトが選べる、一粒で二度おいしいアーモンドグリコのような製品です。


それでは本編へとまいりましょう。
年明け一発目はハーレーダビッドソン ジャパン代表取締役、野田一夫氏へのインタビューです。
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