みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 まずはこちら。某自動車頂点誌の取材で素晴らしいお宝を拝見してまいりました。

ディーノは本当に美しい。そしてコンパクト。こうして見ると現代のクルマは本当に巨大化してしまいましたね。
ディーノは本当に美しい。そしてコンパクト。こうして見ると現代のクルマは本当に巨大化してしまいましたね。

 前オーナーがレストアの途中で投げ出してしまったディーノを買い取り、千葉の山奥の工場に足繁く通って時間をかけてコツコツと仕上げたそうです。工場のオヤジさん、腕は良いものの見ていないとすぐにパチンコに出かけてしまう何ともマイペースな方。仕方がないから週末になると弁当片手に監視を兼ねて手伝いに行っていたのだとか。「おかげで溶接から何から、全部自分でできるようになりました」と。

 最近私の周りの起業家の間でセンチュリーがちょっとしたブームになっております。

 ブームと言っても、相変わらず異常に長い納車待ちが続いておりまして、実際に乗れているのは2人だけ。他の方はオーダーを入れているものの「来年の春ごろには……」と曖昧な返事しかもらえていないのだとか。半導体不足、本当に深刻です。ルネサスも「車載離れ」の姿勢が明確ですし、この先どうなるのでしょう。

センチュリーの後部座席。LSと同じプラットフォームを採用していますが、乗り心地は全く異なります。
センチュリーの後部座席。LSと同じプラットフォームを採用していますが、乗り心地は全く異なります。

 “世界のTK”としてその名も高い、高阪剛氏のジム(こちら)に見学に行ってまいりました。

 高校、大学で柔道を究め、東レの柔道部を経てリングスに入団。リングス解散後は新日(新日本プロレス)やPRIDEのリングにも立つ総合格闘技の名手であります。試しにタックルさせていただいたのですが、本当に微動だにしない。巌の身体であります。
 入門を勧められたのですが、ボク、身体が弱いので……。

世界のTK、高阪剛選手と。
世界のTK、高阪剛選手と。

 ということで本編へとまいりましょう。
 BMWモトラッド R1250 GSのユーザーインタビューであります。

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