みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。
cakesの超人気連載(自分で言うのもナンですが、本当に人気があったんです)、「フェル先生のさわやか人生相談」が、同じ会社が運営するnoteに移動することになりました。ご存じかどうか。cakesでは昨年の秋ごろから連続して炎上案件が発生し、かなり荒れた状態になっているのです。
Note社は“企業”としてこれ以上の炎上は絶対に避けなければなりません。となれば、編集の方針も大きく見直さなければならない。で、「燃えそうな連載は止めちまおう」となったわけです。 “燃えそうな連載”と来れば、一番に名前が上がるのが不肖フェルの人生相談。 「申し訳ないけど、noteに移動してくれませんか?」と相成った。
何しろかなり際どいことを書いていましたからね。追い出されるのも当然といえば当然です。 それにしても、同じ会社が運営する発信の場であるのに、どうしてnoteは良くてcakesはいけないのか? 話は実に簡単で、noteには編集が介在しないからです。 これが何を意味するのかはここでは言いますまい。
とまれ、せっかく引っ越しするのですから、コンテンツを充実させ、人生相談だけに留まらず、広くマガジン形式で運営していこうと思います。どうぞお楽しみに! 引っ越し先はこちらです。
フェル1号のタイヤを交換してきました。

タイヤを見るなり、「こりゃそろそろ替えたほうがいいよ」、とバイクの先生である宮城光氏に言われました。同じ場所にいた大鶴義丹氏もウンウンと頷いています。
宮:次に林道に行くまでに替えたほうがいい。タイヤはどうしよう。E50なんかどうかな?
義:そうですね。かなりレーシング寄りのタイヤですが、最近の移動はトランポが主体だし、いいと思います。
宮:それじゃ決まり。なるべく高速は走らないようにね。後で店に電話を入れておくから、宮城から紹介されたと言ってください。
F:え……あ……はい……。よろしくお願いします。
タイヤ選定のプロセスに、自分が1ミリも関わっていないのもナンですが、お2人の推奨銘柄に間違いはありますまい。言われた通り、世田谷通り沿いのspeed starへ向かいました。

手際のいい作業は見ていて実に気持ちがいい。自宅からバイクで10分ほどと近いのもありがたい。常連客多し。タイヤを買わずに、ただ話に来るだけのお客さんも多いそうです。お店の裏にはオサレなカフェもあります。

「山は減っているし油も抜けているから、今まで履いていたすり減ったタイヤがロード上では最もグリップのいい状態です。新品のタイヤは山が高い上に表面がヌルヌルしていますから驚くほど滑ります。気を付けて帰ってください。ホントに滑りますよ」と。
これがまた本当に滑るんです。普通の十字路で少し強めにアクセルを開けただけでズリズリっと。後輪なんて簡単にロックしてしまいます。一皮剥けるまでは慎重に乗らなければ。

土曜日は新しいタイヤで早速オフロードへ出かけました。うーん、快調快調。林道へ行くのが楽しみです。

フェル2号の修理過程を見るために鈴木オートへ。セルモーターとオリジナルのハンドルをヤフオクで落としていただき、マトモに走れるよう着々と準備を進めていただいております。鈴木さん、急ぎませんのでジックリお願いします。

「日経ビジネス オーディオ」なる音声コンテンツが密かに始まっていたのですが、限界集落のミニFM並みに聴取者が少ないので、客寄せパンダとして不肖フェルが登場いたします。マイトのY氏とのユルいコントです。「走りながら考える」の車種選定が、どのようなプロセスで決まっていくのか、その打ち合わせ風景をお届けします。
さてさて、それでは本編へとまいりましょう。
今号からお届けするのは、ポルシェ初のフル電動車であるタイカンです。
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