みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。
納車翌日にエンコして以来、年越しで冬眠状態が続いているフェル2号。
バッテリーを新品に交換し、⼗分に充電してもセルだけが弱々しく回り、ウンともスンとも⾔いません。大鶴義丹氏や宮城光氏をはじめ周囲のバイク仲間から「中古のドカ(ドゥカティ)は泥沼」「カスタム車なんて初心者が買うものじゃない」「やめとけ、マジで」と散々言われていたのですが、反対されればされるほど燃え上がってしまうのは恋愛もバイクも同じでありまして、周囲の反対を押し切ってエイヤと購入してしまいました。果たしてこのていたらく。だってカッコいいんですもの。何と言いますか、整○美人と結婚してしまったような感じです。
とまれ、この跳ねっ返り娘を何とかしなくてはいけません。
バイクの先輩諸公が絶大なる信頼を寄せる駆け込み寺のようなお店を紹介していただきました。
東京都は日の出町の鈴木オートであります。

バイクを預けた翌日、早速鈴木さんからメールが飛んできた。
以下、鈴木さんの許可を得て転載します。
「お預かりしている車両ですがプラグ交換し、セル回したところ、セルが弱くて回らず。ちなみに昨晩から充電器をかけてあります。バッテリーの電圧を測ると、12.8V程度出ておりました。今度は4輪とジャンプさせると14V程度出るのでセルを回したところエンジンはかかりました。
オルターネータ稼働電圧は13.6V程度と若干低めではありますが稼働中に電圧降下は見られないので、ひとまず良しとします。暖気してメーター上の水温計で80度の状態で一旦エンジンを止め、再始動を試みるもセルは弱い。バッテリーも電圧が有るにも関わらずセルが弱く、アクセルを開けながら=圧縮を抜きながら回すと、かろうじて回るもののエンジンがかかるのは稀。その後、何度かセルを回すも、徐々に息も絶え絶えに。
この状況から察するに。
点火プラグはイリジウムを使わなければいけないところ、通常プラグが付いている。その上カブっていたからいずれにせよダメ。
バッテリーも新品ですが、高性能バッテリーでは無いので一度放電させてしまうと満足な性能が得られない。
トドのつまり考えられるのはセルモーター本体ですね。
おそらくモーター本体のブラシなどが摩耗しており、熱が入ると抵抗値も上がり回らなくなる、と言う図式かと思われます。
フェルさんの実体験から察するに、家からガソリンスタンドまで数キロ走ってエンジンの熱がセルに伝わりセルモーター自体が熱を帯び回らなくなった。
セルの回りが重くなったから、バッテリーが上がったのではないかと推察します。
事実、バッテリーは上がったと思いますが、そもそも元凶はモーター自体にあるからレギュレターやオルターネータを疑ってしまった、という事だと思います。
明日またジャンプした状態でセルをまわしてみますがダメージが蓄積されていれば弱々しいながらも回るけどエンジンをかけるまで力強く回らないと想像しています。
以上、まずはご報告です。
引き続き事実調査致します。仮説を立てたので、これから検証していきます。」
何と誠意あふれる方でしょう。頼りにしています。
安全に快適に走れるよう。何卒よろしくお願いします。

エンジンだけでなく、他にも直さなければならない場所が何箇所かありました。
愛していればアバタもエクボなのですが、「こりゃアバタどころじゃない。悪性の腫瘍です」と。

とまれ、焦らずじっくり直していきましょう。暖かくなったらノンビリ九州にでも走りに行きますか。
2020年のアルペンスキーワールドカップ以降、交誼をいただいている佐々木明氏。
アルペンスキーで冬季五輪に4大会連続出場。ワールドカップで日本人最多の3回も表彰台に立った希代のスラローマーであります。本気になって練習すれば、実は今でも日本で一番速いのではないか。そんな佐々木氏が次なるチャレンジの場として選んだのがフリーライドスキーです。Akira's Projectを立ち上げ、世界各地の山に登り、そして滑り下りる。この5年間の集大成がこちら、“TWIN PEAKS”です。
本当にヤバい。頭のネジが2、3本……いや5、6本は飛んでいます。
このビデオの売上金は全額アルペンスキーのSAJジュニア育成に寄付されるそうです。
ご賛同いただける方はぜひ!

1月の3連休はスキーに行こうと思っていたのですが、緊急事態宣言が発令されたので急遽キャンセルに。やむなく日帰りでスノードライブに出かけました。

ということで本編へとまいりましょう。
ジャガー・ランドローバー・ジャパン社長、マグナス・ハンソンさんのインタビュー最終回です。
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