みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。
林道俳優大鶴義丹氏に拙宅までお越しいただき、バイクのオイル交換をご指導いただきました。

メンテナンスに関しては何から何まで丸投げでショップにお願いしているのですが、「オイルとオイルフィルターの交換、それからエアクリーナーの洗浄くらいは自分でやらなきゃダメだよ」とのことで、今回の勉強会と相成ったのです。
エンジンオイルには「潤滑」「冷却」「洗浄」「防錆」「密封」の5つの役割があります。
オイル交換をサボっていると、これらの性能が落ちてきてしまう。せっかくいいバイクに乗っていても、オイルが汚いとバイクが持つ本来の性能を出すことができなくなってしまう。エンジンを守るためにも、定期的な交換が必要なのですね。

まずは暖機運転をして油温を上げます。夏場は5分、冬なら10分程度が目安です。
私は室内保管をしていてバイク自体が温まっているので5分でOKです。
オイル交換そのものは意外と簡単です。廃油を受けるトレーをセットして、耐油手袋を装着し、ドレンボルトを緩めていく。ボルトが完全に外れる前からオイルがタラタラと漏れ出しますから、手袋は必須です。前回ショップで交換してから500キロも走っていないのに、オイルは真っ黒に汚れています。ドレンボルトの裏側には磁石が付いていて、鉄粉が付着するようになっているのですが、こちらにも大量の鉄粉が。汚ねぇ……。

レーシングモデルに近いハスクバーナはオイルに対する負荷が非常に高い。しかも容量はたったの1リットル。「走行距離にかかわらず、2回乗ったら交換しなきゃダメ」とのこと。エラいバイクを買ってしまったものです……。
今回はオイルフィルターも一緒に交換しました。こちらは毎回交換する必要はなく、オイル交換2回に対し1回でいいそうです。

今回はフランスのブランド、「ユニルオパール」というオイルを使用しました。仏車乗りの方はよくご存じですよね。高額なオイルですが、ここでケチってはいけません。


オイル交換後、早速林道へ走りに行ったのですが、いやよかったですねぇ。
やっぱりいいオイルはいいです。気持ちよく吹き上がります。エンジン音も心なしか軽やかになったような。

無論「高いオイルを入れたんだ」というプラシーボ効果もあるのでしょうが、バイクなんて大人のオモチャですからね。気分は何よりも大切です。しばらくこのオイルとともに走っていこうと思います。
正月休みはスキーにも行ってきました。
「フェルさんはカーヴィングを根本から誤解している」と的場類師匠から厳しく指摘され、「スピードでごまかさないこと。緩斜面で練習しなきゃダメ」とタラタラの緩斜面で丸1日、キッチリと基礎の基礎から教わりました。

ということで本編へとまいりましょう。
ジャガー・ランドローバー・ジャパン社長、マグナス・ハンソンさんのインタビュー第2弾です。
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