みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
ホンダのバイクを片端から試乗させていただいているわけですが、今週は名車の誉れも高いスーパーカブに乗っております。

110ccのエンジンは、街乗りに際し必要にして十分なトルクがある。99kgの車体はヒラヒラと軽い身のこなし。いや、これは楽しい。

やってしまいました……。
ハスクバーナのブレーキペダルを青色にアルマイト加工された部品に交換しようと漫然とネジを回していたら、頭を舐めてしまったのです。

困った時の深川先輩。「ネジを舐めちゃいました」とメールをしたら、即座に「しょうがないな、ウチに持ってこいよ」と返信が来た。ありがとうございます。頼りにしています。
エンジンの載せ換えも自分でやってしまう深川先輩のお屋敷は拙宅から徒歩2分(広大な敷地面積で、門から玄関まで1分くらいかかりますから、正確には徒歩3分)。大きな地下ガレージにはナンバーの付いていないレース用のバイクと工具が整然と並んでおります。
ドリルで穴を開けて、「折れ込みボルト抜き」なる逆ネジが切ってある謎工具で抜こうとしますが、どうにもうまくいきません。

コーヒーブレークの後、「温めてみるか……」と、ヒートガンというドライヤーの親玉のような道具を取り出した。これで1分ほど加熱して、再度ボルト抜きをゆっくり回してみると……あ~ら不思議。スルッとネジが回るではありませんか。

「これから部品を交換する時は勝手にやらず必ず事前に相談するように」と厳命されました。

カートップの取材で、「FLAT 4」の創業者である小森隆さんの秘密基地を訪問しました。
いや、すごいすごい。本当に凄い。外装黒、内装赤にビシッと統一されたお宝コレクション。
すべてナンバーが付き、いつでも走行可能な状態に整備されている。
64年式ポルシェ356SCをアシにされていて、思わず「もったいない……」と独りごちたら、「クルマは乗らなきゃ意味ないでしょ」と。

と、最後にお知らせがひとつ。 マイトのY氏が共著で新型コロナとワクチンに関する本を出されました。わたしもまだ読んでないんですけどぉ(松本伊代調)。

大変な自信作だそうです。この本の宣伝も含め、近々Y氏との掛け合い漫才的な音声コンテンツをお送りする予定です。お楽しみに!
ということで本編へとまいりましょう。 今回からは、あの世界的メーカーの工場見学記をお送りします。
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