みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 愛車フェル号を車検に出してきました。
 面倒を見てくださるのは、ホームドクターのおなじみマニアックス スタジアムさん。いつもありがとうございます。

光陰矢の如し。この前受けたばかりと思っていたら、もう車検です。
光陰矢の如し。この前受けたばかりと思っていたら、もう車検です。

 何事もなくサクッと通ると思っていたら、さにあらず。フロントのドライブシャフトブーツが断裂していました。これでは車検は通らない。念のために前後輪全てのブーツを交換してもらいました。

うわー。パックリいってます……ゴム製品の劣化は怖い……。
うわー。パックリいってます……ゴム製品の劣化は怖い……。

 この年式のタルガのエンジンオイル容量は8.5リットル。銘柄選びは慎重におこないたいところ。

 特に指定の銘柄はありませんので、「何かオススメはないですか?」とマニアックス スタジアムの山下さんに尋ねると、「面白いのがありますよ」と。インドネシアの国営企業プルタミナの製品です。

 プルタミナは、100社ほどあるインドネシアの国営企業の中では最大規模で、国営企業の利益の2割を占める「稼ぎ頭」でもある優良企業です。東京ガスが結構な量のLNGを同社から調達していたことは認識していましたが、潤滑油を製造販売しているとは知りませんでした。

インドネシアのオイル製品? といぶかしがってはいけません。何しろ彼の国は東南アジア屈指の産油国で、人口約2億6400万人、平均年齢が30歳と国内に豊潤な市場がある。西洋諸国にやられっ放しはタマランと、潤滑系の開発にも余念がないのです。
インドネシアのオイル製品? といぶかしがってはいけません。何しろ彼の国は東南アジア屈指の産油国で、人口約2億6400万人、平均年齢が30歳と国内に豊潤な市場がある。西洋諸国にやられっ放しはタマランと、潤滑系の開発にも余念がないのです。

 プルタミナとインドネシアの石油事情に関しては、三菱商事で長くエネルギー畑を歩まれた黒田先輩に面白い話をたくさん伺いました。ヨタで話すには長すぎるので、こちらはまた別の機会に。

 ゴム製品の劣化と言えば、これは酷かった。

 ホンダからお借りしているCRFにチョイ乗りしようと、くるぶしが隠れるナイキの古いシューズを出したら、歩き出した瞬間に底がパカッと抜けてしまったのです。10年くらい放置していたので、劣化が進んでいたのでしょう。それにしてもこの壊れ方、ドリフのコントのようではありませんか。

ものの見事に底が抜けたナイキのトレーニングシューズ。トータルで5キロも歩いていません。ひでえ。
ものの見事に底が抜けたナイキのトレーニングシューズ。トータルで5キロも歩いていません。ひでえ。
トライアスロンもメチャ速い彩嬢。二児のママとして奮闘する中、本まで書いちゃうのですからエラいもんです。
トライアスロンもメチャ速い彩嬢。二児のママとして奮闘する中、本まで書いちゃうのですからエラいもんです。

 トライアスロン仲間の村山 彩嬢が新著をものされました。
まずはこの17食材を。~「いつもの食事」で健康になれる』(大和書房)

 彩嬢の本は「これなら自分でもできそう」と思わせるところがいい。
 体に良くても、メンド臭ければ続きませんからね。
 コロナでゴロゴロしてしまい、すっかりブタに成り果てた読者諸氏におすすめしたい一冊です。
 私もこれからキノコ類はいったん冷凍してから食べるようにしようと思います。

 さてさて、それでは本編へとまいりましょう。
 私が愛してやまないBセグ界の至宝。スズキのSWIFT(スイフト)試乗記をお届けします。

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