パワープロダクツは面白い!

 こんにちは、AD高橋です。

 「我々はただの自動車会社じゃなく、二輪もやっているし、ライフクリエーションもやっているので」

 三部社長がこうおっしゃるように、ホンダは実に様々なものを造っていますよね。

 ツインリンクもてぎ内にあるHonda Collection Hallに行くと、1階は初期ホンダ製品を展示する「Honda夢と挑戦の軌跡」というスペースで、ここには幻のホンダS360と並び、“バタバタ”ことA型エンジン付き自転車や、カブF型のエンジンが展示されています。そして2階には日本のお祭りを陰で支えた発電機や、耕運機などが展示されています。

 四輪、二輪、マリン用船外機だけでなくライフクリエーション(パワープロダクツ)も造り続けているホンダ。機会があったら、ライフクリエーションモデルの開発者にお話を伺ってみたい。きっとクルマやバイクとは全然違う視点でものづくりに取り組んでいるはずなので、面白い話がたくさん聞けると思いますよ。

 今回はそんなホンダのパワープロダクツから2つの製品を紹介させてください。実はどちらも私が気になっている製品で、どっちか1つは欲しいなと思っていたりするんですよね。

■EU9iGB(エネポ)

(写真:ホンダ 以下同)
(写真:ホンダ 以下同)

 パワープロダクツの定番製品である発電機ですが、2010年に発売されたエネポは、ホームセンターなどで簡単に手に入るカセットボンベを燃料に発電できるんです。ガソリンで動くタイプだと何かと面倒ですが、これなら気軽に発電機を使えます。連続運転は最長2.2時間。かなり燃費がいいですよね。

 しかもボディが縦長で薄いので、N-BOXのような荷室が小さなクルマにも立てて積載可能。さらにキャスターとハンドルがついているから、キャリーバッグのようにコロコロ転がして運ぶことができる。

 非常時はもちろん、キャンプでこれがあるといろんな遊びができそうです。

■LiB-AID(リベイド) E500(JN1)

 エネポは発電機ですが、こちらは「蓄電機」。自ら発電はできないものの、重量がわずか5.3kgと軽いので、アウトドアでより気軽に使うことができます。

 E500は2タイプあり、JN1は家庭用コンセントはもちろん、クルマのアクセサリーソケットからも充電可能。数泊のキャンプで電気を使い切りそうになった時も、移動中に電気をためることができます。発電機だとどうしても排気や発電時の音を気にしないといけませんが、蓄電機なら関係ありません。夜のキャンプでも周囲を気にしなくていいのはかなり便利ですよ。

 しかもこれ、デザインがかわいいと思いませんか? ボディカラーは定番の赤以外に白もあります(黒は完売とのこと)。

 そしてこの原稿を書くためにプレスサイトを開いて初めて知りましたが、ピュア電源を求めるオーディオファンのために開発されたLiB-AID E500 for Musicという製品を昨年秋に発売したんですね(受注生産で申し込みはすでに終了しています)。価格は普通のE500が税込み8万1400円~8万8000円なのに対し、E500 for Musicはなんと29万7000円!

 オーディオは奥が深く、理想の音を求めていくと電源にたどり着くという話は耳にします。ずいぶん昔の「タモリ倶楽部」にマイ電柱を建てたオーディオファンが出ていたような……。すごい世界です。

■変更履歴
記事掲載当初、本文中で「山上真治選手」としていましたが、正しくは「山原真治選手」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです [2020/08/19 1:25]
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