全6647文字

 みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 またまた楽しい林道ツーリングに出掛けてまいりました。
 今回は桐島ローランド氏の素敵な山荘をベースキャンプにしてのロングトリップ。

 「ベッドとか一切ないから、寝袋を持ってきてくださいね」とのお言葉に、急遽倉庫から40数年前の沢登り少年時代のシュラフを引っ張り出し、バイクに括り付けての遠出と相成りました。このシュラフを担いで、丹沢の沢を片端から遡上したものです。撃墜された米軍戦闘機の残骸が転がっている沢がありましたが、あれは何という沢だったのだろう。

 一緒に登っていた相方の内藤直也くんは、後にフリークライミング界の大御所になって、(超高収益企業のトップ営業マンで、史上最年少で社長賞まで取ったのに)サッサと会社を辞めてクライミングジムを経営しております。最近会ってないなぁ。元気にしているのでしょうか。

広大な敷地にポツンと建つ素敵なガレージハウス。

 夜中まで楽しく語り合い、贅沢なひとときを過ごしました。

 同じ敷地内には大きな撮影用のスタジオがこれまたポツンと建っています。
 創作意欲がかき立てられます。ここにカンヅメになれば、冗談ヌキで週2ペースの連載ができるかもしれません。

Rolandスタジオ前にて。手前からフェル号セロー。ローランド号テネレ。そしてローランド氏がパリダカに出場した際に使用したマシン。セローちっこいなぁ……。

 今回走った道は、コブシ大の石がゴロゴロと転がる非常に走りにくい路面でした。こういう路面の道をベアリングロードと言うのだそうです。なるほど。今日一日で、コーナリング技術が格段に向上した気がします。

コブシ大の石がゴロゴロと転がる“ベアリングロード”。転ぶと痛そうです。

 今回も楽しゅうございました……と言いたいところですが、悲しい出来事もありました。

 それは明日お話しましょう。そう。明日も「走りながら考える」は掲載されるのです。
 お楽しみに!!

左から不肖フェル。桐島ローランド氏、山原真治氏、井手光裕氏、染谷尚康氏。このときは“事件”が勃発する前で、みんなまだ呑気に笑っています。

 ということで本編へとまいりましょう。
 本田技術研究所・三部敏宏社長のロングインタビュー続編であります。