初代FITで体験した驚愕の広さ

 こんにちは、AD高橋です。

 バイクの免許ですかあ……。前にも当欄でカムアウトしましたが、私、原付きですら2度ほど(しかもほんのちょっとの距離)しか乗ったことないんですよ。運動神経も全然よくないし、マジ危ねえっす……。

 そりゃ、楽しいのは分かっています。私の周りにもバイク乗りがたくさんいますから。フレーム以外ほぼカスタムされているハーレーに乗っている某音楽レーベルのH君とか、すごく小さな女性なのにカワサキの大型に乗っているJさんとか、トライアンフをオシャレに乗りこなすHさんとか。

 ここまで読んで、鋭い人は私のバイクレベルがお分かりいただけたはず。
 はい。ハーレー、カワサキ、トライアンフなどメーカー名は知っていますが、その先の車種名がまったく分かりません。車種まで分かるのはSRくらいでしょうか。あと、高校時代に友人が乗っていたNSRとフェーザーも分かります(どちらも1980年代ですね)。

 あ、モンキーとかは乗ってみたいです。

ホンダ モンキー125(写真:ホンダ)
ホンダ モンキー125(写真:ホンダ)

 あとは旧車になってしまいますが、ダックスもかわいくて好き。どうやらクルマもバイクも、小さいのが好きみたいです。

ホンダ ダックス(写真:ホンダ)
ホンダ ダックス(写真:ホンダ)

 冗談抜きで「100イイね!」いきそうなので、先にここでイイワケしておきます。2輪の免許を取るかは分かりませんが、これを機に2輪の情報収集をはじめとするお勉強はしていこうと思います。

 それにしても……教習所に通い出す前にフェルさんと飲んだ時、「バイク、怖いよね」と2人で話していたんですよ。すごい変わり身だなあ。

 さて、2020年2月にデビューした通算4代目となるFITは、2020年3月に1万4845台売れてカローラに次ぐ登録車第2位、4月もヤリスに次ぐ2位(8977台)、5月は第3位(7235台)、6月は第4位(9016台)でした。コロナの影響があるとはいえ、月間販売計画台数の1万台に向けて数字を伸ばしたいところでしょう。今後の動向に注目です。

 FITといえば、初代が強烈な記憶として残っています。

 初代FITが登場する2年前、1999年1月にデビューしたトヨタのヴィッツの話からさせてください。ヴィッツは、以降のハッチバックの概念を変えるほど完成度が高いモデルでした。

トヨタ ヴィッツ(初代。写真:トヨタ)
トヨタ ヴィッツ(初代。写真:トヨタ)

 ヴィッツはヨーロピアンテイストのデザインや走りの良さが評価されました。私が衝撃を受けたのはパッケージングでした。全長3.7mにも満たない文字通り小さなボディに大人4人が余裕を持って座れる魔法のような室内。私は身長が187cmと規格外のサイズなので、試乗会で私が後部座席に座って撮影していると「狭く見えるからやめて」と冗談交じりに言われることも多かったんですよ。

 しかしヴィッツは逆に「どうぞどうぞ!」という雰囲気で、実際に私が座っても足が窮屈だったり頭が天井にぶつかってしまうということがなかったのです。あまりにも驚いたので、身長180cmオーバーの男4人でヴィッツに乗ってドライブという企画を作ったほど。

ホンダ FIT(初代。写真:ホンダ)
ホンダ FIT(初代。写真:ホンダ)

 そして、2001年に登場した初代FITは、そんなヴィッツのさらに上をいく仕上がりでした。

 言うまでもなく、FITのパッケージングの秘密はセンタータンクレイアウトを採用したグローバルスモールプラットフォームにあります。後席に座ったときの圧倒的な広さはもちろん、後席を格納した際の荷室は圧巻で、「これがあればミニバンなんていらないじゃん」と思ったのを覚えています。FITは後席格納時、後席が前席の下に潜り込むように格納される構造でした。これにより大型の液晶テレビなど大きな荷物だって積むことができる。そして後席座面を跳ね上げれば背が高い荷物だって載せられる。

 コンパクトカーは小さいから狭くて当たり前という常識は、ヴィッツ、そしてFITにより完全に過去のものとなりました。もちろんこのコンセプトは現行型FITにもしっかり受け継がれています。

 ただ、これはインタビュー本編で田中さんが教えてくれた“機能的な価値”の部分。感性価値とはいったいどのようなものなのか。次週をお楽しみに!

この記事はシリーズ「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

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