みなさまごきげんよう。
フェルディナント・ヤマグチでございます。
今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。
長い連休は、UK CLASSIC FACTORYさんにランチア・ストラトスのレプリカからの乗り換えで、ACコブラのレプリカをお借りして乗り回していました。

レプリカというと、もとになるクルマにガワをかぶせただけのハリボテのようなクルマをイメージしてしまいますが(実際にそのテのクルマが非常に多い)、このコブラは先週のストラトス同様にシャシーから起こした本格派。本家本元のACカーズと同じイギリスの名門、AK Sportscarsの製品です。エンジンはフォードではなく、GM製のLS3型 V8 6.2リッターが搭載されています。2代前のコルベットと同じエンジンですね。

墨田からの帰り道。首都高の上でエンジンがプスンプスンと機嫌を損ねはじめ、しまいにはウンともスンとも言わなくなってしまいました。エンストです。慌ててハザードを点けて惰性で走ってなんとか安全な路肩にたどり着いた。連休中で交通量が少なかったのが不幸中の幸いです。

ともあれ、ガソリンさえ入っていれば非常にいいクルマです。ハンドルもペダル類も呆気ないほど軽く、見切りもいい。ず太いトルクは家の近くでは1速固定。環八で2速固定という感じです。原油大暴落でガソリン価格も低位安定しているので、こうした大食らいのクルマでも気にすることなく走り回れます。

運転しやすいことは間違いないのですが、一方でプリミティブなクルマなので電子制御の類いが一切付いていない。なんと言いますか、まあ踏めば滑ります。普段は自分がいかに「クルマに乗せられている」かが、よく分かりました。

新町さんは大のオープンカーファンで、通勤用のスマートをはじめ、複数所有するクルマはすべて屋根が開くクルマ。閉店間際の店に寄り、しばしのクルマ談議。楽しゅうございました。
さてさて、それでは本編へとまいりましょう。
ダイハツが生んだSUV界の革命児。Rocky(ロッキー)の開発者インタビュー続編であります。
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