こちらは後輪部分。FF車なのでドライブシャフトがない。
こちらは後輪部分。FF車なのでドライブシャフトがない。

 が、しかし。1リットルのエンジンは推定300キロ超の人と荷物をものともせず、中央自動車道を力強く走り抜ける。これだけの重量になると、道路の継ぎ目は一切気にならず、ビビリやキシミも一切聞こえなくなる。重ければ重いほど、乗り心地が良くなるのだ。

 一方で、走りが鈍重になることは一切なく、高速の合流や、料金所後のポジション争いでも他車に引けを取ることはない。

 白眉だったのは、ピラタス蓼科スノーリゾートのロープウェイに向かう坂道だ。

 さすがにこの坂では手こずるだろうと思いきや、一切のストレスなく、ガンガン上ってしまうのだ。バスのチェーンに削られて、ところどころ荒れた路面もあるのだが、それも一切気にならない。非常に完成度の高い、安くて頼り甲斐のあるクルマである。

 これはいいですよ。超オススメ。あいにく路上に雪のないシーズンの試乗となってしまったが、ぜひスノードライブも試してみたかった。ダイハツさん。来年機会があったらよろしくおねがいします。

外は小さいのに中は広い不思議なクルマ。
外は小さいのに中は広い不思議なクルマ。

 それではこのクルマの◯と×を

ダイハツロッキーのここが( ・∀・)イイ!!

1:優れた動力性能:排気量1リットルとは思えない力強さ。成人4人に荷物満載で急坂をガンガン上れます。いったいどうなっているのでしょう。

2:安心価格:このクルマが200万2000円とかマジでありえません。価格設定を間違えています。値上げすべき。210万だからヤーメタなんて人は1人もいないと思う。

3:優れた燃費性能:悪名高いフェル燃費で、高速7割、下道3割のトータル600キロ走行で、リッター当たり17キロ。これは素晴らしい。

ダイハツ ロッキーのここはちょっとどうもなぁ(´・ω・`)

1:1人乗りだと悪い乗り心地。ポンポン跳ねるし、音もうるさい。1人乗りの時は60キロくらいのバラストを積むといいかも。

2:エアコン吹出し口の銀塗装:ガラスに映り込んで後ろが見えなくなります。要改善。

この映り込みはひどい。要改善である。
この映り込みはひどい。要改善である。

3:低速時のギクシャク感:これはCVTの設定の問題です。みなさまのお手元にクルマが届くころには改善されているんじゃないでしょうか。今は改善どころじゃないかな……。

 ということで次週は宿題満載の開発者インタビューをお送りします。これがまた面白いのよ。
 次の月曜日は休日なので、連休中日の7日に掲載予定です。
 お楽しみに!!

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