カメラマン高橋マンちゃんの車外インプレッション

 こんにちは、AD高橋です。
 今回は、試乗の番外編とでも申しましょうか。Gクラスの底力を先代最終型で体験させてもらいました。

 詳細はフェルさんのリポート記事をご覧いただいたかと思いますが、私も写真を撮りながら外から見ていた感想を少し。

 この設備は六本木のメルセデス・ベンツ コネクション(現メルセデス ミー 東京)に置かれていて、一般の方が同乗体験できたものをスタッフの研修用にこちらに持ってきたそうです(コースの設計は六本木にあったものから変更されています)。

 最大傾斜45度の登坂路や岩場をイメージしたモーグルコース。轟音を立てて走破するGクラスの迫力は圧巻! 中でも驚いたのはモーグルコースです。外から見ていて「このまま横転しちゃうのでは……」と心配するほど車体が大きく傾いた状態(40度近く傾いているそうです)でもインストラクターのスタッフは「まだまだ大丈夫ですよ」と笑顔。

 外から下を見ると、走行中にサスペンションがしっかり動いて車体が斜めになってもタイヤが地面を捉えているのが分かります。車輪が浮くようなシーンでも接地している3輪にトルクがかかってゆっくり進んでいくのはさすがです。

 その後、撮影で私も後部座席に同乗させてもらいました。

 最初は25度のバンク。この程度だとGクラスは何事もなかったようにクリア。車内で撮った動画に映るタコメーターを見ると、エンジン回転数は2000回転にも達していませんでした。バンク出口はデコボコの路面になっています。ここは車体が大きく揺れて体も左右に振られますが、足回りが衝撃をいなしてくれるため、お尻への突き上げ感はほぼないことに驚きました。

 モーグルコースでの最大傾斜部分は、私もマイトのY氏も思わず絶叫するほどの傾き。これで「まだまだ大丈夫」というのが信じられません。山の中でこれだけの傾きの道を走ればバランスを崩した瞬間に横転します。もちろん実際の岩場を走る上ではクルマの性能だけでなく運転テクニックも必要。そんなテクニックを持った人はなかなかいませんが、これだけのことができるというのは大きな安心感ですね。

 最後は最大傾斜45度のバンク。急斜面を楽々登ること以上に驚くのが同じ角度を下ることです。ギアをローに入れて1速で下りると、ブレーキを踏まなくても加速することなく2.5t以上ある車体をしっかり抑え込んでゆっくり下りていく。これはすごい!

 すごい!の連発で恐縮です……。最後にもう1つすごい! を言わせていただくと、我々が試乗したのは先代モデルであること。新型の性能はここからさらに上がっているはず。実際に自分で走ることはなくても、圧倒的な悪路走破性能、さらにそんな道でも快適に移動できる性能を持っていることは大きな安心感になるでしょう。

 Gクラスというと芸能人やスポーツ選手がこぞって乗るクルマというチャラいイメージもあり、あまり見向きはしませんでした。でもこの性能を体験して「これは欲しい!」と本気で思ったのは言うまでもありません。

■変更履歴
記事掲載当初、本文中でフェルさんと同乗してくださった方の肩書きとお名前を「MBJ販売店部カスタマーサービス・トレーニング課マネージャーの山本和宏さん」としておりましたが、正しくは「カスタマーサービス・トレーニング課の西 義之さん」です。お詫びして訂正します。本文は修正済みです [2020/04/15 11:45]
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この記事はシリーズ「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。