全6783文字

 みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 この週末もMST(港区スキーチーム)の仲間とスキーに行ってまいりました。

個性派ぞろいのMSTメンバーのみなさま。サラリーマンなんて僕だけです。

 今回は“ Audi FIS アルペンスキーワールドカップ2020 にいがた湯沢苗場大会”の観戦を兼ね、苗場へ突撃です。

今回も皆川賢太郎くんには大変お世話になりました。大会そのものも、また選手のスタート順を決めるBib DRAWも本当に素晴らしかった。大会関係者のみなさま、お疲れさまでした。
Bib DRAWでサイコーのパフォーマンスを見せてくれたMC BIGZAM氏。賢太郎くんの同級生だそうです。「ナンバーワン」のフレーズが耳から離れません。
岡部哲也選手。ワールドカップはいろんな人に会えるから嬉しいです。

 今回のワールドカップ。22日土曜日は男子大回転。翌日曜日には男子回転(SL)が開催される予定でした。

 土曜日は朝から快晴で、競技も順調に進行していたのですが、翌日がいけなかった。大雪による視界不良と地吹雪を起こすような強風により昼すぎに中止が決定してしまったのです。

 残念無念。早朝から夜中まで準備に奔走されていたスタッフ諸公の心労やいかばかりか……。

HEAD-JAPAN の関口千人社長とフィニッシュエリアにて。この頃はどピーカンで良かったのですが……。

 それにしてもトッププロの滑りというのはエラいものです。速いし正確だし何よりも力強い。こんな滑りが目の前で見られるのだから最高です。

ご覧くださいこの滑り。ソールが普通に見えています。

 今回のツアーの白眉は、天才佐々木明選手と一緒にフリー滑走したことでしょうか。「賢太郎さんはテレビの解説があるので、僕が代理で」と朝イチのファーストトラックにお付き合いいただいたのです。

「スキーはスタイルです。型にはまらず、ご自身のスタイルでかっ飛んでください」と佐々木氏。

 この人、本当にキレているんですよ。大斜面の半分くらいまで棒立ちの状態で直滑降。おもむろに手を付いて急角度のカーヴィング。ポンとジャンプして180度回転して、今度は超高速で後ろ向きのカーヴィング。まったく付いていけない。現役時代から型破りな滑りで「叱られてばかりでした」と笑っていますが、今やこの麒麟児が全日本スキー連盟のアルペン競技アドバイザーで、若手選手の育成に当たっているのですからね。日本競技スキーの未来は明るいです。

「いま腰の骨が折れているから本調子じゃないんですよ」と言い残してブッ飛んでいかれました。いやいやいやいや。それであの滑りですか。頸椎の先っぽが折れたくらいでビビっている自分が恥ずかしい。修業します。

 ということで本編へとまいりましょう。
 今回はトヨタRAV4の開発責任者、佐伯禎一さんのインタビューです。