みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。
 今週も明るく楽しくヨタ話からまいりましょう。

 読者諸氏は東京モーターショー(11月4日閉幕)に行かれましたか?
 来年開催される東京オリンピック・パラリンピックの影響で、会場が分断されての開催ですが、見たところ非常に賑わっているようでした。

 有明エリア~青海エリア間を移動する無料バスには文字通り長蛇の列ができておりまして、待ち時間と移動時間を合わせると実に1時間超というクレイジーな状態になっておりました。サクサク歩けば10分の距離です。あそこで待つのは時間の浪費です。健康のために歩きましょう。

 オリパラ競技大会組織委員会とJOC(日本オリンピック委員会)におかれましては、自動車業界にこれだけムダなダメージを与えてくださったのですから、来年はバシッと運営していただきたいものです。ところでマラソンはどうなるのでしょうか。表彰式だけ東京とか、寝言は寝ているときに言ってほしいです。

私の左からロードスター貴島孝雄さん、藤原大明神、MZ Racingの三浦正人社長と。マツダもついに電気自動車(EV)を展示する時代になりました。
私の左からロードスター貴島孝雄さん、藤原大明神、MZ Racingの三浦正人社長と。マツダもついに電気自動車(EV)を展示する時代になりました。

 今年はもうEV一色という感じでございまして、各社とも一番いい場所にEVを展示しておられました。

N-BOXの人見さんはHonda eのLPL(開発責任者)に。「走りがメチャいいので楽しみにしていてください」とのことでした
N-BOXの人見さんはHonda eのLPL(開発責任者)に。「走りがメチャいいので楽しみにしていてください」とのことでした

 一方で内燃機関の申し子のような方もおられます。「11月エンドにはGT-R NISMOに試乗させてあげるから。これはヤバいよ。マジいいよ」とEVなど眼中にないご様子。

GT-R田村宏志さん、日産広報・星野景子さんと。
GT-R田村宏志さん、日産広報・星野景子さんと。

 モーターショーに行くと、いろんな人に会えるからいいですね。俳優の大鶴義丹氏は、ダカール・ラリーの覇者、三橋淳氏と会場を回っておられました。

「フェルちゃん。バイクだよバイク。バイクに乗ろうよ。なにビビってんの? ダートなら転んでも死なないから」
「フェルちゃん。バイクだよバイク。バイクに乗ろうよ。なにビビってんの? ダートなら転んでも死なないから」

 「あおり運転」が話題になったせいで、車内の撮影も可能なドライブレコーダーの需要が高まっています。私もいつ殴られるか分かりませんので、後方撮影も可能なドラレコの下見にやってまいりました。

技術的な質問にも懇切ていねいに答えてくださった説明員の方に、「ずいぶん詳しいですね。エンジニアさん?」と聞いたら、「一応ここの社長ですので……」と。いや、大変失礼いたしました。カーメイトの徳田勝社長。話の流れで360度ビューのドライブレコーダーを付けることになりました。
技術的な質問にも懇切ていねいに答えてくださった説明員の方に、「ずいぶん詳しいですね。エンジニアさん?」と聞いたら、「一応ここの社長ですので……」と。いや、大変失礼いたしました。カーメイトの徳田勝社長。話の流れで360度ビューのドライブレコーダーを付けることになりました。

 フェル号にコーティングをしようと考えていたのですが、いろいろ話を聞くと、最近はコーティングではなく、表面保護フィルムが人気なのだそうです。特にスーパーカー系においては必須アイテムになっていると。フィルムを貼ったクルマがたくさん並んでいたので見学してきました。

こちらも詳しく説明してくださった方が社長さんでした。エクセルフィルムの飛鳥田秀樹社長。またしても話の流れで、「それじゃ貼っちゃいましょうか」ということに。結構なお値段です。当分昼飯ヌキです。
こちらも詳しく説明してくださった方が社長さんでした。エクセルフィルムの飛鳥田秀樹社長。またしても話の流れで、「それじゃ貼っちゃいましょうか」ということに。結構なお値段です。当分昼飯ヌキです。

 日曜日は“ヤマケンさん”こと山崎憲治氏主催の「みんなの同窓会」が夢の島マリーナで開催されたので行ってきました。大型クルーザーは浮かんでいるわ、貴重なクラシックカーが並んでいるわ、新木場駅からの送迎に2階建てのロンドンバスが用意されるわ、それはそれは盛大なパーティーでありました。

クルマ関係に船関係に出版関係と多彩なメンバーが集まりました。裏メニューは「ヤマケンさんの生前葬」ということで、合掌している人多数(笑)。
クルマ関係に船関係に出版関係と多彩なメンバーが集まりました。裏メニューは「ヤマケンさんの生前葬」ということで、合掌している人多数(笑)。

 さてさて。それでは本編へとまいりましょう。
 恒例の新春降臨祭を前倒しして、我らが藤原大明神の登場であります。

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