こんにちは、AD高橋です。

 私が乗っているクルマはフィアット500C。最新型にはApple CarPlayやAndroid Autoに対応した7インチのタッチパネルモニターが標準装備に。スマートフォンと連携すればカーナビとして使うこともできます。

7インチタッチパネルモニター付きUconnect
7インチタッチパネルモニター付きUconnect

 しかし私が乗っている前期型にはインパネにカーナビを設置する場所がなく、どうしても付けたい人はインパネ一体型の純正オーディオを外すしかない。それが嫌でスマホをカーナビとして使っている人が多いんですよね。

私のクルマのインパネ。このままだとカーナビが付けられないんですよね……。
私のクルマのインパネ。このままだとカーナビが付けられないんですよね……。

 中古車サイトで500C前期型(2009~15年)のカーナビ装着率を調べてみたらわずか37%(70台中26台)。同じ2009年にデビューした3代目プリウスのカーナビ装着率は約88%。私が乗っているクルマが車載カーナビとかなり“離れている”ことにあらためて驚きました。

 もはやクルマに道路地図(昔は一般的な地図と「抜け道マップ」の2冊を積んだりしましたよね。「抜け道マップ」好きだったんですよ)すら積むことがなくなりましたが、カーナビとも離れてしまうとは。

 さて、川原さんのお話にあった通り、カーナビには、私のようなスマホナビユーザー以外だと大きく3つの選択肢があります。ここで詳しく復習しておきましょう。

■新車の工場出荷時装着

メルセデス・ベンツBクラスのインテリア。タッチスクリーンとセンターコンソールにあるタッチパッドでさまざまな操作を行えます。
メルセデス・ベンツBクラスのインテリア。タッチスクリーンとセンターコンソールにあるタッチパッドでさまざまな操作を行えます。

 カーナビ自体が標準装備の車種や、オプションでも工場出荷時にインパネに組み込まれる「メーカーオプションカーナビ」がこれ。インパネがモニターを含めてデザインされているためインテリアがスッキリする、メーター内のディスプレイと連動した案内表示ができる、オーディオやエアコンなどカーナビ以外の機能もモニター内に表示させて操作できるなど、さまざまなメリットがあります。

 一方で、モニターがインパネ内に完全にビルトインされたりしているため、長く乗って「カーナビも古くなったから新しいものに交換したい」と思っても難しい。これが最大のデメリットと言えるでしょう。

■ディーラーオプションカーナビを装着

スズキスペーシアのインテリア。ナビ周囲にピアノブラックのパネルを施し、ディーラーオプションナビがなじむデザインに。
スズキスペーシアのインテリア。ナビ周囲にピアノブラックのパネルを施し、ディーラーオプションナビがなじむデザインに。

 工場出荷時ではなく、ディーラーにクルマが到着した時に取り付けるパターン。軽自動車やコンパクトカーはこの形が多くなります。ディーラーで取り扱うさまざまなカーナビを予算に応じて選べる、そのクルマに乗っている間に別のカーナビに変更できるなど、自由度の高さがメリットになります。

 工場出荷時装着ナビに比べれば、どうしても後付け感が漂ってしまうのがデメリットでしたが、最近ではナビ取り付け部にピアノブラックの縁取りを付けるなどして、インテリアとの一体感を高めているモデルも増えています。

 また、スズキでは車体周囲を俯瞰映像で確認できる全方位モニター用カメラをメーカーオプション設定し、特定のディーラーオプションナビを装着するとモニターに映像を出せるようにしています。他にもディーラーオプションナビと各種機能を連動させられる車種があるので、購入時にカタログなどで確認してみましょう。

■量販店などでカーナビを装着

パナソニック ストラーダ CN-F1XVD
パナソニック ストラーダ CN-F1XVD

 カー用品店などではより多くの種類から好みのカーナビをチョイスできるのがメリット。オーディオ機能を重視して選ぶということもできたりします。また、お話の通り最近では数が減りましたがクルマの外に持ち出せるポータブルカーナビも販売されています。

 もちろんカー用品店ではなくネットで購入することも可能。自分で取り付ける人は問題ないですが、業者さんなどに依頼する場合は事前にどこで取り付けるか、アタリをつけておきましょう。

この記事はシリーズ「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

ウェビナー開催、「なぜ世界はEVを選ぶのか」(全2回)

 日経ビジネスLIVEでは2人の専門家が世界のEV事情を解説するウェビナーシリーズ(全2回)を開催します。

 9月30日(金)19時からの第1回のテーマは「2035年、世界の新車6割がEVに 日本が『後進国』にならない条件」。10月14日(金)19時からの第2回のテーマは「欧州電池スタートアップのCTOが現地報告、巨大市場争奪の最前線」です。各ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。


■第1回:9月30日(金)19:00~20:00(予定)
テーマ:2035年、世界の新車6割がEVに 日本が「後進国」にならない条件
講師:ボストン コンサルティング グループ(BCG)マネージング・ディレクター&パートナー滝澤琢氏

■第2回:10月14日(金)19:00~20:00(予定)
テーマ:欧州電池スタートアップのCTOが現地報告、巨大市場争奪の最前線
講師:フレイル・バッテリー(ノルウェー)CTO(最高技術責任者)川口竜太氏


会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
主催:日経ビジネス
受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。

>>詳細・申し込みはリンク先の記事をご覧ください。