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ゴルフバッグから考える

 こんにちは、AD高橋です。

 GLC/GLCクーペについて話を伺いに行ったのに、全然本題に入らない。フェルさんらしいメチャメチャなインタビューですが(笑)、木下さんのお話は本当に面白く、実は現場では私やマイトのY氏も脱線しっぱなしの話をさらに突っ込んで質問する始末……。

 たとえば本編に出てくるゴルフバッグ(キャディーバッグ)積載の話。木下さんの熱意でバッグを4つ(クラブを折らずに)積めるように設計してもらったそうですが、実はこれ、日本仕様だけがこうなっているわけではないそうです。Sクラスのトランクスペースの形状は世界共通。つまり木下さんの提案で、世界中のSクラスがゴルフバッグを積みやすくしているのです。すごい仕事だと思いました。

 ちなみに“M・ベンツ”“ゴルフバッグ”で検索してみたら、すべてのモデルでゴルフバッグがいくつ積めるかを検証しているM・ベンツのオウンドメディア「Mercedes-Benz LIVE!」が見つかりました(こちら)。

 これによるとSクラスは最大積載量が3セット。そしてメルセデス・ベンツ コレクションとタイトリストとのコラボレーション・キャディーバッグだと4セット積載できるそうです。

 私はゴルフを全くやりませんが、ゴルフをやる人にとっては“いくつ”“どのように”積めるかは本当に死活問題。人数分のゴルフバッグを積めることが正義で積めないのは悪という明確な判断基準があります。

 有名な話では、現行型日産エルグランドがフルモデルチェンジした際、走りを重視して全高を低くした結果人数分のゴルフバッグが積めなくなり、ゴルフをやる人が一斉に離れてしまうという事態に。慌てた日産はマイナーチェンジで3列目シートに240mmのスライド機能を追加し、ゴルフバッグ6個を積載できるよう改良したほど。ゴルフバッグの積載力というのはそれくらい重要な機能なんですね。

 最後になりますが、M・ベンツのSUVラインアップの一つ、GLEがフルモデルチェンジになったので概要を紹介します。

 エクステリアはCLSから採用されたデザイン思想「Sensual Purity(官能的純粋)」に基づいたものに。ホイールベースを先代より80mm拡大し、全モデル3列目シートが標準装備になります。

 そして2列目シートにこのクラスのSUVで世界初となる6ウェイフルパワーシートを全モデル標準装備。2列目シートは前後に約100mmスライドできるので、乗車人数に合わせて最適な空間をつくりやすくなっています。

 もちろんMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)やMercedes me connectは標準設定に。

 ラインアップは2L直4ディーゼルターボのGLE 300d 4MATIC(マチック)、3L直6ディーゼルターボのGLE 400d 4マチックスポーツ、そして3L直6ガソリンエンジンにISGを搭載するGLE 450 4マチックスポーツになります。

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■変更履歴
記事掲載当初、写真の説明文の中で「蔵元理枝子」さんとしていましたが、名字は正しくは「蔵本」です。お詫びして訂正します。現在修正済みです [2019/06/24 22:40]