というわけで、ジムニーを買うなら軽です

 こんにちは、AD高橋です。

 やっと、本当にやっとジムニー編のスタートを切ることができました。
 今回は軽自動車のジムニーと登録車のジムニーシエラ、2台を試乗しています。本編でフェルさんが話題にしていますが、好みはフェルさんと私とで真っ二つに分かれました。

 といっても、どちらかが嫌だというものではなく、選ぶならこっちのほうがいいでしょう! というもの。私はやっぱり本家ジムニー(軽自動車)のMTがいいなと思っています。とくに今回、林道ドライブをしてそれが揺るぎないものになりました。

 理由はいくつもありますが、一番の理由は機動力の高さです。

 山の中には細い林道を通っていくキャンプ場があります。そのような場所は週末でも比較的空いていて快適に過ごせる場所が多いのです。ただ、林道は台風の後などは荒れていて、軽く斜面が崩れて木が道まで出てきていることも。ベテランキャンパーだとそのような木を取り除くためにのこぎりやナタを持っていたりしますが、私はそこまで用意しておらず……。

 そのような場合、木を避けると崖に落ちてしまうなんてこともあります。実際、私は転落を避けるために納車されたばかりのムラーノではみ出した木を避けずに林道を通過。ボディサイドをキズだらけにした経験があります。

 車幅の狭い軽自動車ならそのようなリスクは大幅に減らせますから。

 高速道路は排気量が大きくトレッドも広いシエラのほうが有利。これは一理ありますが、少なくとも今回フェルさんと一緒に試乗した限りでは、私は軽のジムニーで不満を感じませんでした。むしろボディが軽い分、高速でもスイスイ走る感覚を持ったほど。

ラダーフレームが本当にいい仕事をするのです!
ラダーフレームが本当にいい仕事をするのです!

 中には軽自動車の黄色いナンバーが嫌だという人もいるでしょう。ご安心ください。今なら軽自動車でも白ナンバーをつけることができます。そう、ラグビーワールドカップ東京オリンピックの記念ナンバーです。

 ジムニーの後部座席はお世辞にも広いとは言えず、ここに人が座って長距離移動するのは現実的ではない。つまり家族でジムニー1台というのは難しいので、必然的に現在のクルマ(フィアット500)を所有したままジムニーを追加することになります。シエラも広さはジムニーと同じなので、だったら維持費の安いジムニーがいいなというのもあります。

この吊り橋、まだ余裕がありますが、車内からだと車幅ギリギリに見えます。軽ならこんな場所も怖くありません
この吊り橋、まだ余裕がありますが、車内からだと車幅ギリギリに見えます。軽ならこんな場所も怖くありません

 ジムニーとシエラ、どちらが好みか。ぜひみなさんのご意見も伺いたいです!

 そういえば本編でフェルさんが「マンちゃんは最近“ある事”で大儲けして懐が温かい。ジムニーくらいならキャッシュでポンと買えるのだ」と書いていましたが、正確には「先代であるJB23ジムニーの10年落ちくらいならキャッシュで買えた」でしょうか。

 実は年末年始にバクチで大事故を何回かやらかしまして……。そのときは懐が温かくなったものの、忘年会と新年会で調子に乗って「今日は俺の奢りだ!」とやっていたら、だいぶなくなってしまいました。やっぱりあぶく銭は残らないものですね。

 最近はバタバタで全然遊びに行けていませんが、どうかまだ運が残っていますように!

まずは会員登録(無料)

有料会員限定記事を月3本まで閲覧できるなど、
有料会員の一部サービスを利用できます。

※こちらのページで日経ビジネス電子版の「有料会員」と「登録会員(無料)」の違いも紹介しています。

※有料登録手続きをしない限り、無料で一部サービスを利用し続けられます。

この記事はシリーズ「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。

3/14、4/5ウェビナー開催 「中国、技術覇権の行方」(全2回シリーズ)

 米中対立が深刻化する一方で、中国は先端技術の獲得にあくなき執念を燃やしています。日経ビジネスLIVEでは中国のEVと半導体の動向を深掘りするため、2人の専門家を講師に招いたウェビナーシリーズ「中国、技術覇権の行方」(全2回)を開催します。

 3月14日(火)19時からの第1回のテーマは、「特許分析であぶり出す中国EV勢の脅威」です。知財ランドスケープCEOの山内明氏が登壇し、「特許分析であぶり出す中国EV勢の脅威」をテーマに講演いただきます。

 4月5日(水)19時からの第2回のテーマは、「深刻化する米中半導体対立、日本企業へのインパクト」です。講師は英調査会社英オムディア(インフォーマインテリジェンス)でシニアコンサルティングディレクターを務める南川明氏です。

 各ウェビナーでは視聴者の皆様からの質問をお受けし、モデレーターも交えて議論を深めていきます。ぜひ、ご参加ください。

■開催日:3月14日(火)19:00~20:00(予定)
■テーマ:「特許分析であぶり出す中国EV勢の脅威」
■講師:知財ランドスケープCEO 山内明氏
■モデレーター:日経ビジネス記者 薬文江

■第2回開催日:4月5日(水)19:00~20:00(予定)
■テーマ:「深刻化する米中半導体対立、日本企業へのインパクト」
■講師:英オムディア(インフォーマインテリジェンス)、シニアコンサルティングディレクター 南川明氏
■モデレーター:日経ビジネス上海支局長 佐伯真也

■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
■主催:日経ビジネス
■受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。視聴希望でまだ有料会員でない方は、会員登録をした上で、参加をお申し込みください(月額2500円、初月無料)

>>詳細・申し込みはリンク先の記事をご覧ください。