こんにちは、AD高橋です。
今週は愚痴からスタートさせてください……。
東京マラソン結果報告の回(「マラソン直前にシューズを替えた人の末路(笑)」)で、フェルさんは「風邪をひいて調子が悪かった」と言いわけしていました。「暖かくてもきちんと上着を持ち歩きましょう」とみなさんに呼びかけていたりもしました。
その言葉、そっくりフェルさんにお返ししますよ……。
SUBARU主催の雪上試乗会は2月中旬に行われました。その日、フェルさんは本業の都合で我々一行より1時間ほど遅れて山形に向かうことになっていたのですが……。
侠気のSUBARU各位に心よりお詫び申し上げます
山形新幹線が在来線路に入ったころ、フェルさんからメッセージが入ったのです。
F:マンちゃん、そっちは寒い?
マン:僕もまだ新幹線の中ですが、寒いんじゃないですかねえ。前の組で試乗会に参加した人の話だと大雪みたいですし。
F:実はダウンジャケットを忘れちゃって、今、パーカー1枚なのよ……。
はあ?????
これから積雪が4m以上ある雪深い場所に向かうというのに、何を考えているのでしょう。
都内から一切出ない生活をしているならまだしも、原稿も書かずに毎週スキーに行っているのだから雪国がどんなところか知っているでしょうに。しかも5月まで月山で滑るなら、山形がどのくらい雪深い場所かもわかっているはずなのに……。
SORELを履いてきたなら、ダウンも着てきなさいよ……。
マン:いくら移動はクルマの中とはいえ、パーカー1枚だと死んじゃうと思いますよ。何か上着を買ったほうがいいと思います。駅ビルがあるから洋服屋さんも入っているんじゃないですかね。
F:今、WEBで見たけれどいい感じのお店がないなあ。仕方ない。耐えるわ。
マン:耐えるって、そんな贅沢を言っている場合じゃないと思うけれどなあ……。あ、ホテルの近くにモ○ベルがあります。そこでダウンを買ってください。
F:モ○ベルは高いから1日のためだけに買えないよ。耐える!
マン:東京に帰ってから5年くらい着ればいいじゃないですか!!

結局、SUBARUの広報さんに事情を説明し、頭を下げてスタッフ用のSUBARUジャンパーをお借りしました。何が起こるかわからない公道試乗会を開催するためにさまざまな準備をしてくださったのに、まったくもって想定外のトラブルを起こしてしまって申しわけありません。
一瞬唖然としながらも、すぐに気を取り直して快くスタッフジャンパーを貸してくださったスタッフの方。本当にありがとうございました! これからもいろいろなことを想定し、準備をしながら企画運営をしていきます。自らを戒めるためにも、ここに記しておこうと思います。
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