一般道でまるっと全日! 雪上試乗会の男前っぷり

 今回のSUBARU試乗会は雪深い山形の公道でまる1日かけて行われた。
 通常こうした雪上試乗会は、危険も伴うためクローズドなコースで短時間ササッと行われるケースがほとんどだ。

雪深い山形で……って冗談じゃなく本当に雪が深いです。最低地上高が20cmのXVでもギリギリです。靴にSORELを履いて来て良かった。(以降全ての写真はADマンちゃんこと高橋満氏撮影)
雪深い山形で……って冗談じゃなく本当に雪が深いです。最低地上高が20cmのXVでもギリギリです。靴にSORELを履いて来て良かった。(以降全ての写真はADマンちゃんこと高橋満氏撮影)

 本職の自動車評論家の方は、クルマの評価方法を熟知しておられ、短時間でクルマの特性を把握し、理解し(中には「10mも走れば分かる」とおっしゃる方もいらっしゃる)、また短時間でそれを記事にまとめあげる。

 一方の不肖フェル、クルマの記事を書くようになってすでに10年以上も経過するのに、一向にそのコツがつかめない。長い距離、長い時間を乗らないとクルマの特徴がわからない。
 いつまでたってもダメな私ネ(@敏いとう先生)。
 だから雪道をまる1日かけて、トータルで200km以上も走るという今回の試乗会は本当にありがたかった。

 繰り返すが雪道の運転は大きなリスクを伴うものだ。
 それを承知で、万全の体制を整えて公道での有意義な試乗会を開催してくださったSUBARUの広報には最大限の賛辞を送りたい。ありがとうございました。勉強になりました。

こちらはフォレスターX-BREAK。最低地上高は22センチである。
こちらはフォレスターX-BREAK。最低地上高は22センチである。

 さて公道である。除雪され、完全にドライになった路面もあれば、その上にうっすらと雪が積もった微妙な路面もある。完全に凍結したアイスバーンもあれば、除雪してから時間が経ち、歩くのが難儀なほどに積雪した路面もある。テストコースでは想定し得ない、左右の路面μが大きく異なるような道もある。しかも、路面状況は刻々と変わるのである。

右側は凍結し、左側は路面が露出した走りにくい道路。適切なトルク配分がなされないと、突然クルッとクルマが向きを変えてしまうこともある。見た目よりもずっと危険な道路だ。
右側は凍結し、左側は路面が露出した走りにくい道路。適切なトルク配分がなされないと、突然クルッとクルマが向きを変えてしまうこともある。見た目よりもずっと危険な道路だ。

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