フェルさん、足の幅が違い過ぎます!

 メタライドはLSD練習の際に使うとして、本番はコンベンショナルなシューズで走ることにしました。しかし沖縄のアウトレットで買ったアシックスのGT-2000では本番には重すぎる。距離の短いトライアスロン用として持っているadidas Adizero takumiの「戦」は、ソールが薄過ぎて足のできていない私がマラソンで履くには不安です。大会3日前にシューズを替えるのは危険とも思いましたが、取材でお世話になったアシックスの原田啓介さんに泣きついて、アシックスストア東京をご紹介いただきました。西銀座駐車場の真上にあるお店なので、クルマで行くのに大変便利です。

 こちらで足型測定とランニング動作測定をしていただき、“今の自分”に適合したシューズを選んでもらいました。

会社帰りなのでこんな格好です。ドジョウすくいよろしく、ズボンの裾を捲り上げてトレッドミルで走ります。
会社帰りなのでこんな格好です。ドジョウすくいよろしく、ズボンの裾を捲り上げてトレッドミルで走ります。
これが私のランニング動作。多少のプロネーションがあるそうです。
これが私のランニング動作。多少のプロネーションがあるそうです。
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 店長の佐藤広樹氏、私の走る姿を見て、瞬時に「走った後にスネが痛くなりませんか?」と指摘された。驚きました。その通りです。特にシーズン当初の走り始めの時期はスネの外側がパンパンに張って痛くなる。今でも多少の距離を走ると、この部分がカチカチに凝ってしまうのです。膝を傾けて走る体癖があり、それが影響しているのだそうです。

 この年齢で走り方を矯正するのは絶望的に難しいですから、シューズで補正するしかない。私の走り方に最も合っているシューズを選んでいただきました。「GEL-DS TRAINER」ラン業界でDSトレーナーと呼ばれているモデルです。

 シューズはすぐに決まりました。が、ここで問題が一つ。左右の足幅の差が大き過ぎるのです。

ショックです。足の幅が左右で2cmも違いました……。
ショックです。足の幅が左右で2cmも違いました……。
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 右足が24.6cm、左足が25.0cm。左右の長さが4mm違います。この程度の差は誰にでもあるとのこと。極端に異なるのが足幅です。足小指と親指の付け根の周囲をぐるりと測ると、何とその差は21mm!

 アシックスの製品で言うと、右足はナローサイズで、左足が4段階も大きいスーパーワイドに相当するとのこと。ベストフィットを求めるなら、2足買って片方ずつ捨ててしまえば良いのですが、消耗品のシューズにそこまでの巨額投資はできません。

 こういう場合は真ん中を取るのではなく、「大きいほうに合わせる」のが鉄則だそうです。大きい分には紐をキツくして調整することができますが、小さいシューズはどうすることもできないからです。「特にキツくも感じないし、もう一つ下のサイズでも……」とゴネたのですが、「いや、こちらを強くお勧めします」と佐藤さんは譲らない。ここはプロの助言を聞きましょう。結果としてこれが大成功で、ズブズブに濡れても、皮も剥けず爪も変色せず、完全にノーダメージで走り切ることができました。タイムが出なかったのは私のせいです。社員が悪いんじゃありません(山一證券調)。シューズは正しい知識を身につけた専門家のいる店でじっくり相談して買うことが何よりも大切であると、再認識した次第です。

いろいろお世話になったアシックスのコーポレート・コミュニケーションチームの原田さんと、アシックスストア東京店長の佐藤さん。ありがとうございました!
いろいろお世話になったアシックスのコーポレート・コミュニケーションチームの原田さんと、アシックスストア東京店長の佐藤さん。ありがとうございました!

 それにしても、ダメージなくマラソンが走れるというのは何とめでたいことなのでしょう。
 この週末もスキーに行ってきます。

   
   
大会当日の夜はフェル宅で応援団にもお越しいただき打ち上げ会を。人数が寂しいのは「ダメだ、もう動けん」と3名もドタキャンが出たからです。ちなみに、彼らは全員NIKEでした。アシックス履けよ(笑)。

 え? ジムニーの記事はどうしたかって?
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「キーエンスOBが明かす強さの根源」、全3回ウェビナー開催

■第1回:2022年5月19日(木)19時~(予定)
テーマ:顧客の心をつかむ、キーエンスの「営業しない」営業力
講師:FAプロダクツ 代表取締役会長 天野眞也氏

■第2回:6月2日(木)19:00~20:00(予定)
テーマ:潜在需要が宝の山 キーエンスの高収益生み出す商品開発
講師:コンセプト・シナジー 代表取締役 高杉康成氏

■第3回:6月16日(木)19:00~20:00(予定)
テーマ:「キーエンス流」は世界に通じる、海外事業開拓の極意
講師:インサイトアカデミー 顧問 藤田孝氏


会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信)
受講料:日経ビジネス電子版の有料会員のみ無料となります(いずれも事前登録制、先着順)。

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