結局、メタライドは履いたのか?

 何かとお騒がせの小池百合子東京都知事がスターターとなり、9時10分スタート。
 時折強くなる冷たい雨がジワジワと体力を奪っていきます。寒い。それでも徐々に体温が上がってきたので、3km地点で羽織っていた100円ショップの雨合羽を脱ぎ、以降は防水スプレーをタップリ吹きかけたチームのウィンドブレーカーで走りました。しかしこの手の“防水”はほとんど役に立ちませんで、すぐに頭からびしょ濡れになりました。ALAPAと書かれたウェアを着ていたからか、走行中の選手から3回ほど「ひょっとしてフェルさんですか?」とお声がけいただきました。いずれの方も当欄の読者でいらっしゃいました。ご愛読感謝です。この記事も読んでいただいているでしょうか。

全身ずぶ濡れです。寒いです。
全身ずぶ濡れです。寒いです。

 10km地点でアミノ酸パウダーを摂ろうとしたところ、飲み方を失敗してしまいドリフのコントのように粉をブホッと噴き出し、盛大に咳き込んでしまいました。気管に粉が入ってしまったようで喉が猛烈に痛い。ここで本日2錠目のロキソニンを投与。5分くらいで痛みはスッと治まりました。20km地点でジワジワとペースが落ちてきたので、景気付けにカフェイン200mg錠剤を投与。しかし慣れないことをするものではありません。5分くらいしたらグルグルと目が回り始めて、23km地点で嘔吐してしまいました。ゲボゲボしながらも頑張って走り、給水ポイントで水を飲んでさらに吐いたらプチ胃洗浄になったようで、大分ラクになりました。気合を入れ直して走り続けました。30km地点で本日3錠目のロキソニンを投入。ロキソニン効果か新しいシューズの効果か、足にも腰にも痛みは生じません。息も苦しくない。心拍も安定しています。

 しかし、ペースは今ひとつ上がらない。これが“練習不足”というものなのでしょう。沿道の声援に支えられながら、着々と距離を重ねていきます。ラスト5kmの地点でサブ3.5は不可能と悟りましたが、少しでもタイムを上げようと頑張りました。ラスト1kmは無我夢中でダッシュし、何とかゴール。最後の角を曲がった直線で、20人くらい抜きました。最後にこれだけ走れるのだから、もう少し早い段階からペースを上げるべきでした。今さら悔やんでも遅いですが。今回は少しでも正確なペース配分をしようと、GPS付きウォッチを新調しました。suuntoの新製品“9”という、みちびき衛星受信機能が搭載されたモデルです(こちら)。去年は同じsuuntoの従来品で走って、2キロ以上も誤差がありましたからね。結果はこちらの動画を。

 42.195km走って、800m程度のズレですから誤差は2%弱。衛星の電波を拾いにくいビル街の中ではまずまずの性能と言えましょう。やはりこの手の製品は新しいものに限ります。

 1月の練習量は目標300kmのところ114km。
 2月の練習量は目標200kmのところ97km。

 誰に聞いても「少なすぎる」と呆れられます。やはり距離を踏まなければいけません。

 そして大会前の体調管理も。この季節は寒暖の差が激しいですから、出かける時は常に羽織れるものを用意しておくべきです。「今日は大丈夫だろう」と薄着で出かけてはいけません。私はこれを怠ってレース直前に風邪を引きました。

 さて、肝心のシューズですが、発売されたばかりのアシックス「メタライド」。

 試し履きをして10kmを2回走ったのですが、やはり重さが気にかかる。特殊形状のソールにより、自然に、しかもラクに足が前に出ることは間違いありませんが、1km5分以上のペースで走ろうとすると、微妙な違和感が生じます。想定するランナーは「フルマラソンを5時間から7時間で走る人」とのことですから、速度レンジが違うのかもしれません。

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