意思決定をできる人材は……

入山氏:結局、ガバナンスが課題ということなのでしょうか。

樋口氏:そう思います。

入山氏:もう1つ別の課題もありませんか。「日本のメーカーには意思決定をできる人が少ない」という話をよく耳にします。樋口さんはどのような印象を持っていますか。

樋口氏:私もそういう印象を持っています。いろいろな理由があると思いますが、〇〇一筋といったことを誇らしげに語り、経営の様々な要素を分かろうとしなかったり、世界の景色が見えてなかったり。ただ、一番の根本には、自分が担当している間だけ平穏に乗り切れればいいといった考え方があると思います。

 そうではなくて、次の世代がハッピーになれるような、サステナブル(持続可能)なビジネスモデルに変えていかなければいけないんだという決意を持った人が増えたらいいなと思っています。

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この記事はシリーズ「パナソニックが挑む「両利きの経営」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。