
入山氏:パナソニックCNS社の今の状況は、事業を「深化」させてお金をもうけるところと、もう少し何か新しいものを「探索」し、クリエーティブなことをやっていくところとを、カルチャーを変えながら分けいく、という段階ですか。
樋口氏:それを試みているところですね。
1つの生態系でずっと生きてくると、世の中に違う生態系が存在するということすら分かりません。我々が、「変われ、変われ」と言っても、どのように変わるか、変わった後のあるべき姿、つまり「To Be」をイメージできない。そのため、そのイメージがあって、かつ今までのカルチャーだったらここぐらいまでいけるな、という計算を常にやっている感じですね。
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