シリーズ
目覚める巨象、インドの変貌

17回
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爆速ユニコーンも登場、コロナ禍で大躍進したインド・スタートアップ
インドのスタートアップは2021年に躍進を遂げた。多くの企業が続々とユニコーンに成長し、IPO(新規株式公開)に踏み切る動きも相次いだ。国内のデジタル経済基盤の整備と新型コロナ禍の到来が彼らを成長に導いた。ただ22年も追…
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爆発的な感染拡大が続くインドの今
新型コロナの爆発的な感染拡大が続くインド。感染の急拡大はなぜ起きたのか。日系企業や日本人在住者はどう対応しているのか。現場からリポートする
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動けぬ農業大国インドの苦悩
インド政府が打ち出した農業改革に農家が猛反発し、暴動に発展している。農業大国でも知られるインドで何が起きているのか。分け入れば、そこには急成長するIT(情報技術)の世界とは大きく異なる、旧態依然とした風景が広がる。その構…
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頭をもたげるインド保護主義、新型コロナが拍車
インドで新型コロナウイルスの感染拡大と歩調を合わせるように、保護主義的な姿勢が強まっている。もともとインドでは保護主義が台頭しやすい土壌があったが、新型コロナが拍車をかけたと見られる。だがグローバル化に背を向けて成長を続…
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インドの弱点、新型コロナで露呈
新型コロナウイルスの感染拡大が続くインド。累積感染者数は100万人に迫り、米国に次ぐ。対策は州によってまちまちで、今後さらに感染が拡大する恐れも拭えない。それでも政府は経済活動の緩和を進めざるを得ない。新型コロナはインド…
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新型コロナとの共存を模索するインド 見えてきた「ニューノーマル」
インドでは新型コロナウイルスの感染拡大が続いているが、3月から続けてきた封鎖措置は緩和が進んでいる。新型コロナを完全に封じ込めることは難しく、これと共生しながら経済を回復させようと模索する。インドの社会、経済は新型コロナ…
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医療危機を乗り越えろ、アイデア百出するインド
インドの医療体制は先進国に比べれば貧弱だ。新型コロナの感染拡大による医療崩壊を防ぐにはどうしたらいいのか。危機に直面したインドでは、これまでにない斬新なアイデアが次々と生まれている。「無いよりはまし」という考え方がその根…
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新型コロナ対応でインドが見せたスピード感
人口1.3億人の日本が外出自粛の徹底でもたつく一方、14億人の人口を抱えるインドは素早く全土の封鎖を実現した。この国で急成長しているスタートアップもまた、驚くべきスピードで人々の生活を支える新しいサービスを生み出している…
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世界最大規模の封鎖を続けるインド、現地は今
3月25日、約14億人という巨大な人口と、世界で7番目に大きい国土を抱えるインドが、新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めようと世界最大規模の封鎖に踏み切った。今も人々は自由に外出できず、企業は活動を止めている。今この国…
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社会の課題解決で拓くインド市場
欧米企業に比べて出遅れていると思われがちなインドにおける日系の大企業だが、近年ではユニークな取組みで注目を集める企業も登場している。象徴的なのがNECだ。インド人を巻き込んだ「社会課題の解決型ハッカソン」に可能性を見出し…
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「何でも運ぶ」Dunzoに学ぶ、インド・スタートアップの実像
インドでは有力スタートアップが勃興している。急成長するスタートアップの起業家はインド市場をどう見ているのだろうか。何を重視して日々経営に取り組んでいるのだろうか。デリバリープラットフォームを運営するドゥンゾーとその創業経…
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インド、激変するライフスタイルにチャンスあり
インドではイノベーションが起きる領域が無数にある。前回は現地の起業家たちと膝詰めで事業を成長させてきたMistletoe Singapore(ミスルトウ・シンガポール)の大蘿(たいら)淳司氏にインド市場への入り込み方を聞…
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「常識」を捨て、最強のチームを結成せよ
前回は複数の日本人投資家のインドに対する視線を俯瞰(ふかん)してみた。今回はソフトバンク出身で現在はMistletoe Singapore(ミスルトウ・シンガポール)のマネージング・ディレクターを務めている大蘿(たいら)…
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先陣切って乗り込んだ日本の投資ファンドとその視線
2014年前後からインドのスタートアップへの投資を目的に、日系のファンドが相次ぎ進出してきた。それぞれのファンドのキーパーソンはインド市場をどう見ているのか。連載第4回では彼ら日系投資ファンドのインド市場に対する見方を俯…
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新サービスが百花繚乱、スタートアップ育むインド・エコシステム
ライドシェア・配車サービスから水道管工事に血液検査の手配、生鮮食品の購入配達まで、インドではスマホ一つであればどんなサービスも利用できる。新しいサービスが次々と生まれる背景には、ユニークなサービスを展開するスタートアップ…
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「インド市場は難しい」は本当か
これまで多くの日系企業がインドに関心を持ち視察や調査にやってきた。だが結論は「インド市場は難しい」という悲観的なものばかり。ではなぜインド市場は難しいのか。
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「カエル跳び」でデジタル経済大国化するインド
技術革新が起きやすい環境に豊富なIT人材、そしてグローバル化する消費市場など様々な要素が絡み合い、インドはデジタル経済大国へ急速に歩みを進める。「カオス」とも評されるこの国の内側で何が起きているのか、足を踏み入れて見てみ…
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徹底予測2021年 底打ちか奈落か
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総付加価値額が450兆円ともされる自動車産業の構造が変わり始めた。GAFAやEVスタートアップ、ソニーなどが新た…
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不屈の路程
話題の経営者や気鋭の起業家はいかにして自らの経営を確立するに至ったのか。そこにたどり着くまでの道のりは決して順風…
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菅野泰夫のズームイン・ズームアウト欧州経済
ロシアを足掛かりに、欧州経済・金融市場の調査を担当して、既に十数年の月日がたちました。英国の欧州連合(EU)離脱…
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1000年企業の肖像
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大西孝弘の「遠くて近き日本と欧州」
日本の読者にとって欧州のニュースは遠い国々の出来事に映るかもしれない。しかし、少子高齢化や低成長に悩み、企業の新…
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グルメサイトという幻
食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ──。外食店探しに欠かせない存在となったグルメサイトの地位が揺らいでいる…
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フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える
この度、故有りましてこの日経ビジネスオンライン上で、クルマについて皆様と一緒に考えていくナビゲーター役を仰せつか…
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ファストリ、異次元の経営
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テスラが仕掛ける電池戦争
日本でも2030年代半ばに新車販売でガソリン車をゼロにする方針が打ち出されるなど、各国の環境規制強化により普及段…
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70歳定年 あなたを待ち受ける天国と地獄
従業員の希望に応じて70歳まで働く場を確保することを企業の努力義務として定めた、改正高齢者雇用安定法が2021年…
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