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「あの時、投資家はこう動いた!」ラインアップ全3回
※今後の内容は変わることがあります
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中野晴啓氏(以下、中野氏):皆さん、こんにちは。セゾン投信の中野晴啓です。

頼藤太希氏(以下、頼藤氏):Money&Youの頼藤太希です。

中野氏:「あの時、投資家はこう動いた」2回目です。この番組では、過去の様々なニュースに着目、値動きや投資家の行動を振り返って今に生かしていきます。

頼藤氏:今回のテーマは消費増税です。生活に直結する注目度の高いイベントで、投資家の皆さんも気になるテーマだと思います。前回消費税を導入したときと増税時の2回について、マーケットを振り返りながらご意見をください。まず消費税導入が1989年4月、このときはそれほど影響がないように見えますけど。これは3パーセントになったときです。

中野氏:やっぱり凹んでいますね。

頼藤氏:消費税の導入時はやはりインパクトが大きかったということですね。

中野氏:マーケットに大きなインパクトを与えるイベントであることには間違いないのですが、突然明日から急に上げますという代物ではないですよね。だから基本的にはマーケットは織り込むんですね。ではなぜその後にこういう形で落ち込んでいるかといいますと、消費税が実体経済に与えた影響が数字として顕在化した後に、そのデータをベースにしてマーケットがどう反応するかということになります。ですから今回も消費増税が実施された直後にマーケットが急に上がったり下がったりすることは基本的にはないと思われます。

頼藤氏:基本的には織り込んでいるということですよね。

中野氏:もうここに至ればマーケットは完全に織り込んでいます。