全1876文字

伝統的な古い企業ほど、変革に苦労する。仏INSEADのネイサン・ファール准教授は、オランダ・INGの変革ケースをあげ、新しい雇用の形にもヒントを示す。

ラインアップ(毎週金曜日掲載)
  • 01 経営改革の最強のツールは物語だ
  • 02 8人のSF作家が経営者を変えた
  • 03 パワーポイントには弊害がある
  • 04 イノベーションに脳神経学を使う
  • 05 「挑戦」を測る新しい指標を作る
  • 06 抵抗勢力をどのように説得するか
  • 07 変化を起こすための行動とは
  • 08 自分と違うタイプの人と協働を
  • 09 オランダのINGは獲得と放棄を実行した
  • 10 「アイボ(aibo)」販売再開のソニーに注目
※今後の内容は変わる可能性があります
>> 一覧

欧州で経営改革の好例はありますか?

ネイサン・ファール(フランスINSEAD准教授):ビジネスポートフォリオの変革を考える際、何かを獲得したり放棄したりするレバーが加わります。

 我々はいかに小さな変革から始めるかを話してきました。新たに獲得したり放棄したりする力は新たなツールになります。ポートフォリオの見事な再配置は、ビジョンに通じます。我々が将来どうなるかを考える、戦略的な物語のビジョンです。

 それに特定のゴールと指標を組み合わせます。未知の世界に踏み出す際は、その進捗を測る指標が必要です。ポートフォリオの再配置の進捗をどう測定するのか。オランダINGのCEO(最高経営責任者)の例を振り返りましょう。

この先のポイント
  • ●オランダ・INGの事例のポイントは?
  • ●歴史ある企業の弱みとは?
  • ●INGが従業員に対して支援していることは?