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変化を妨げる最も重大な3つの要素は、漸進的思考(incremental thinking)、習慣やルーチンにとらわれてしまう現状維持、未知への恐怖だと指摘する、ネイサン・ファール仏INSEAD准教授。新しいことを試みようとすると人間は不安を感じるもの。神経学でもリスクに直面すると脳は違った反応をするという。
ラインアップ(毎週金曜日掲載)
  • 01 経営改革の最強のツールは物語だ
  • 02 8人のSF作家が経営者を変えた
  • 03 パワーポイントには弊害がある
  • 04 イノベーションに脳神経学を使う
  • 05 挑戦を測定する新しい指標をつくる
  • 06 抵抗勢力をどのように説得するか
  • 07 変化を起こすための行動とは
  • 08 自分と違うタイプの人と協働を
  • 09 オランダのINGは獲得と放棄を実行した
  • 10 「aibo(アイボ)」販売再開のソニーに注目
※今後の内容は変わる可能性があります
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イノベーションに挑むうえで最も重要なことは何ですか。

ネイサン・ファール(仏INSEAD准教授):我々は、何百も積み重ねられた異なる研究結果から、人々が陥る心理的、行動的なバイアスを特定しています。

 変化を妨げる最も重要な3つの要素を挙げています。それは漸進的思考、習慣やルーチンにとらわれる現状維持、未知への恐怖です。

 新しいことを試みようとすると人は不安を感じます。神経学でもリスクに直面すると脳は違った反応をします。

今回のチェックポイント
  • ●不確実な状況で、脳はどんな働きをするのか?
  • ●疑念に対する対処法とは?
  • ●どのようなことを認識する必要があるのか?