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ラインアップ(毎週金曜日掲載)
  • 01:経営改革の最強のツールは物語だ
  • 02:8人のSF作家の力を借りた
  • 03:パワーポイントには弊害がある
  • 04:イノベーションに脳神経学を使う
  • 05:挑戦を測定する新しい指標をつくる
  • 06:抵抗勢力をどのように説得するか
  • 07:変化を起こすための行動とは
  • 08:自分と違うタイプの人と協働を
  • 09:オランダのINGは獲得と放棄を実行した
  • 10:「aibo(アイボ)」販売再開のソニーに注目
※今後の内容は変わる可能性があります
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組織を改革するうえで、なぜ物語の活用を勧めるのですか。

ネイサン・ファール(INSEAD准教授):私は最近の著作で、既に数多くの解決法が見つかっている古い問題にあえて取り組みました。それは、組織と人をどう変えるかという問題です。

 我々は、心理学、認知神経学といった行動科学について数十年にわたり研究してきました。変化を阻むものが何かを理解し、その解決法を理解するために、これらの科学を応用したらどうなるか調べたのです。

 そして何が変化を阻んでいるかのについてに関する新しい知見と、それを適切に解決するために使うべき新しいツールや、刷新すべき古いツールについてまとめました。皮肉にも、我々が見つけた最強かつ最古のツールは、物語です。物語は人々の心を変え、やる気にさせ、説得する力があります。

この先のポイント
  • ●「戦略的物語」とは何か?
  • ●神経科学で分かったことは?
  • ●物語を語ることの効用とは?