分かりました。それにしても今日は、ビジネスパーソンにとって正しいビジネスファッションをすることの重要性が実に腑(ふ)に落ちました。
宮崎:語学力など内面を国際対応させるには大変な時間がかかるけど、ファッションであればその気になればかなりの短時間である程度の修正ができます。
確かに。その通りですね。
- 一、 スーツのオーバーサイズはかなり格好悪い
- 二、 この夏は、半袖でなく長袖をまくって着る(なるべく)
- 三、「乳首透け問題」は……。読者の皆さんはどう思われますか?
というわけで、2013年7月25日に公開された「結局、ワイシャツの下は何を着ればいいのか」をご覧いただきました。
筆者:自分自身にとっても非常に有意義な取材でした。あの取材以降、夏場でも半袖のワイシャツは着なくなりましたし、スーツもジャストサイズを選ぶようになりました。
事実上の炎上。選択肢なき主張に反省
公開された当時は大きな反響がありました。
筆者:読者の方から多くの批判を頂いたのを覚えています。後に宮崎さんともお話ししたのですが、振り返ってみると、「半袖はダメ」「ツキノワグマはダメ」と1つの意見だけを主張するのでなく、もっと選択肢を用意しながらお話しすればよかったのではないか、と。会社員といっても働いている環境は人により様々で、気温28度のオフィスで作業する方もいれば、炎天下での外回りが仕事の方もいる。そうした方から、「半袖がNGなら、暑くてどうにもならない」「ツキノワグマがダメなら、シャツが汗まみれで相手に不快感を与え商談にならない」と反感を買ってしまったのかもしれません。
この「結局、ワイシャツの下は何を着ればいいのか」には続編があるんですよね。
筆者:「業務上、どうしても半袖を着ざるを得ない人」や、「ワイシャツの下に何かを着たい人」への回答も用意した第2弾「【夏の定番】結局、ワイシャツの下は何を着ればいいのか2」を2015年9月3日に公開しました(現在は非公開)。一度は保留した「乳首透け問題」についても完全に決着を付けていますので、機会があれば再公開できればと思っております。
分かりました。それでは最後の質問です。もう一度、宮崎さんへのインタビューが実現した場合、どのようなことを聞きたいですか。
筆者:同窓会に着ていくファッションについて聞きたいです。
同窓会!?
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