テレビ東京アナウンサー・西野志海と日経ビジネス編集委員・山川龍雄が、世間を騒がせている時事問題をゲストに直撃する動画シリーズ。第13回のテーマは、「ウクライナ疑惑でトランプ大統領再選はどうなる?」。トランプ氏がウクライナに民主党のバイデン前副大統領に関する調査を働きかけたとされる疑惑が波紋を呼んでいる。民主党は弾劾に向けて舵(かじ)を切ったが、渡瀬裕哉・早稲田大学公共政策研究所招聘研究員は「バイデン氏のイメージ悪化が避けられず、むしろ共和党にとって追い風になる」と予想する。ただ、共和党の地盤である南部州で民主党に追い上げられており、「ラストベルト(さびついた工業地帯)で関ケ原の戦いをしている間に、江戸が落城するような情勢」と分析する。

<span class="fontBold">渡瀬裕哉(わたせ・ゆうや)</span><br />1981年生まれ。早稲田大学社会科学部卒、同大学大学院公共経営研究科修士課程修了。大学在学中から政策系NPO法人の理事となり、地方自治体の行政改革に関するコンサルティングを開始、大学院卒業後は首長や国会議員候補者の政策立案・政策活動スタッフとして活動する。アメリカの共和党保守派のインナーサークルに参加を認められるなど、アメリカの政治状況に詳しい。著書に『日本人の知らないトランプ再選のシナリオ―奇妙な権力基盤を読み解く』(産学社)・『トランプの黒幕 日本人が知らない共和党保守派の正体』(祥伝社)など。
渡瀬裕哉(わたせ・ゆうや)
1981年生まれ。早稲田大学社会科学部卒、同大学大学院公共経営研究科修士課程修了。大学在学中から政策系NPO法人の理事となり、地方自治体の行政改革に関するコンサルティングを開始、大学院卒業後は首長や国会議員候補者の政策立案・政策活動スタッフとして活動する。アメリカの共和党保守派のインナーサークルに参加を認められるなど、アメリカの政治状況に詳しい。著書に『日本人の知らないトランプ再選のシナリオ―奇妙な権力基盤を読み解く』(産学社)・『トランプの黒幕 日本人が知らない共和党保守派の正体』(祥伝社)など。

西野志海(日経プラス10サタデー・キャスター、以下、西野):このコーナーは、BSテレ東で毎週土曜日朝9時から放送している報道番組「日経プラス10サタデー ニュースの疑問」でお伝えしきれなかった内容をさらにゲストに質問して深掘りしていこうというものです。

 今回のテーマは「ウクライナ疑惑でトランプ大統領再選はどうなる?」。最近、アメリカの報道はこれ一色のようです。

 ゲストは早稲田大学公共政策研究所招聘研究員の渡瀬裕哉さんです。よろしくお願いします。

渡瀬裕哉氏(早稲田大学公共政策研究所招聘研究員、以下、渡瀬氏):よろしくお願いします。

西野:最初の疑問はこちらです。

政治家は どうして子供で つまずくの?

 今回のウクライナ疑惑もそうですが、韓国で話題になっている曹国(チョ・グク)法務大臣もお子さんが絡んでいますね。

山川龍雄(日経プラス10サタデー・メインキャスター、以下、山川):娘さんの不正入学疑惑から批判が高まりましたね。

 ウクライナ疑惑はジョー・バイデン前副大統領の次男、ハンター・バイデン氏がウクライナのガス会社の役員を務めていたことに端を発しています。

続きを読む 2/6 弾劾成立への道は険しい