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テレビ東京アナウンサー・西野志海と日経ビジネス編集委員・山川龍雄が、世間を騒がせている時事問題をゲストに直撃する動画シリーズ。第11回のテーマは、安倍新内閣「韓国への強硬路線はさらに強まる?」。永田町や霞が関に幅広い人脈を持つ国際ジャーナリストの歳川隆雄氏は「安倍晋三総理は今回の内閣改造で、文在寅(ムン・ジェイン)政権に対して“妥協せず、譲歩せず”という布陣をした」と指摘。「今後は竹島問題が火種となる」と警鐘を鳴らす。小泉進次郎氏のサプライズ人事については「自身で環境大臣を希望した」と舞台裏を明かす。

西野志海(日経プラス10サタデー・キャスター、以下、西野):今回のテーマは「新内閣で対韓強硬路線はさらに強まる?」。第4次安倍再改造内閣が発足しましたが、正式には第4次安倍内閣第2次改造内閣というそうです。分かりにくいですね。

歳川隆雄(としかわ・たかお)
1947年生まれ。上智大学英文科中退。国際政治経済誌「インサイドライン」編集長。Japan Watchers(ニューヨーク)が発行する「The Oriental Economist Report」の東京支局長も兼務する。新著に『政治のリアリズム―安倍政権の行方』(花伝社)。

山川龍雄(日経プラス10サタデー・メインキャスター、以下、山川):そこから解説してもらった方がいいですね。歳川さんは長年、日本の政治と外交を取材してきた方ですから。

歳川隆雄(国際ジャーナリスト、以下、歳川氏):確かに分かりにくいですね。新聞の見出しには、○次、○次と続けると、長すぎるから再改造内閣ということになったのでしょう。

(注:改造内閣とは、総理大臣が首相指名選挙直後の組閣を除く時期に閣僚の相当数を一度に替えることを指す。2017年10月の衆院選を経て第4次安倍内閣が発足、18年10月に党総裁選を経て第1次改造内閣を発足させたため、今回は第2次改造内閣となる)

西野:もう1回改造があったらどうなるんでしょう?

歳川氏:再々改造内閣でしょう。

西野:まずこちらの疑問から伺います。

新内閣 日韓関係 どう動く?

 安倍総理の新内閣人事の狙いはどこにあるのか。ここにポイントを整理してあります。

閣僚・自民党役員一覧
改造内閣_重要課題と人事

山川:「憲法改正」「外交」「社会保障」の3つをしっかりやっていくという構えだと思います。そのうち外交については、韓国に対して強硬な姿勢を維持するということでしょうか。