西野志海(日経プラス10サタデー・キャスター、以下、西野):今回のテーマは「新内閣で対韓強硬路線はさらに強まる?」。第4次安倍再改造内閣が発足しましたが、正式には第4次安倍内閣第2次改造内閣というそうです。分かりにくいですね。

1947年生まれ。上智大学英文科中退。国際政治経済誌「インサイドライン」編集長。Japan Watchers(ニューヨーク)が発行する「The Oriental Economist Report」の東京支局長も兼務する。新著に『政治のリアリズム―安倍政権の行方』(花伝社)。
山川龍雄(日経プラス10サタデー・メインキャスター、以下、山川):そこから解説してもらった方がいいですね。歳川さんは長年、日本の政治と外交を取材してきた方ですから。
歳川隆雄(国際ジャーナリスト、以下、歳川氏):確かに分かりにくいですね。新聞の見出しには、○次、○次と続けると、長すぎるから再改造内閣ということになったのでしょう。
西野:もう1回改造があったらどうなるんでしょう?
歳川氏:再々改造内閣でしょう。
西野:まずこちらの疑問から伺います。

新内閣 日韓関係 どう動く?
安倍総理の新内閣人事の狙いはどこにあるのか。ここにポイントを整理してあります。
山川:「憲法改正」「外交」「社会保障」の3つをしっかりやっていくという構えだと思います。そのうち外交については、韓国に対して強硬な姿勢を維持するということでしょうか。
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