- ●関税3%は法人税30%に相当
- ●FTAの選択ミスが生まれる事情
- ●使い漏れをなくすステップを紹介
- 01:トランプ大統領の対中貿易戦略、実は教科書があった?
- 02:米中貿易戦争、関税アップは法人税アップの10倍に相当!
- 03:米中貿易摩擦のとばっちり、日本企業の泣き寝入りはダメ
- 04:TPP11、どうして米国は抜けた?それでも大丈夫?を解説
- 05:TPP11、実は「お得なルール」が盛りだくさん
- 06:ワインが安くなるだけじゃない、日EU経済連携協定
- 07:RCEP、FTAAP…巨大FTAをめぐる「頂上決戦」がついに始まる
- 08:混迷の英ブレグジット、合意なき離脱で企業はどうなる?
- 09:EU離脱後、英国がFTA網の復旧にかかる年月は実に300年
- 10:どんな経緯で世界は各国間でFTAを結ぶようになったのか
- 11:いまやFTAは300本以上! 入り乱れる協定でベストを選ぶには
- 12:大丈夫? 対処しなければ、払う必要のない関税がダダ漏れに
- 13:関税3%は法人税30%に相当! FTAの“使い漏れ”はムダの極み
- 14:本当は怖いFTA、ルール違反でサプライチェーンが止まる
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みなさん、こんにちは。デロイト トーマツ コンサルティングの羽生田慶介です。
連載13回目でも続いて、FTAの具体的な活用方法について解説します。キーワードとなるのは「関税3%は法人税30%に相当する」ということ。そのくらい、活用しなければ企業は損をしてしまうのです。
本記事では、どのくらい経営に対するインパクトが大きいかということを詳細に解説しています。
実際は、FTAの利用率はまだまだ低い状況で、大企業と中小企業をならすと、FTAの利用率はまだ半分にも満たないといいます。だからこそFTAの使い漏れをこれからどんどん、なくさなければいけないのです。
ただ、どうしてもFTAは構造上、使い漏れが発生しやすい背景もあるのです。どういうことでしょうか。詳細を、動画で見てみましょう。

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