米中貿易戦争、「米国第一主義」の名の下に進むトランプ政権の関税アップ、さらには英国のEU離脱など——。通商を取り巻く環境は激動の時代に突入しました。米国や中国を始め、主要経済圏で保護主義の色合いが強くなる一方、世界では国境の壁を越えたFTA(自由貿易協定)も次々に成立、発効しています。この先、世界のモノや人の往来は、より自由になるのか、制限されるのか。そしてグローバルに活動する企業にとって、通商激動期はチャンスなのか、危機なのか。「TPP(環太平洋経済連携協定)11」「NAFTA(北米自由貿易協定)」「日EU・EPA(日本EU経済連携協定)」など、注目を集めるFTAについて、通商の専門家である羽生田慶介氏が、世界一分かりやすく解説する。