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米ハーバード経営大学院の気鋭の経済学者、スコット・コミナーズ准教授は、経済学とコンピューターサイエンスとビジネス理論の最先端を究める研究者。起業のタネが見つかるようになったのは、インターネットが取引のあり方を変えたからだという。
ラインアップ(毎週火曜日掲載)
  • 01 「市場の失敗」は稼ぐチャンス
  • 02 市場の仕組みを設計しよう
  • 03 市場の失敗から価値を生む
  • 04 「流動性のなさ」はチャンス
  • 05 インターネットで起業が変わった
  • 06 「キュレーション」が重要なワケ
  • 07 起業家に必要なマネジメントスキル
  • 08 クラウドファンディング活用法
※今後の内容は変わる可能性があります
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インターネットは取引をどう変えましたか?

スコット・コミナーズ(米ハーバード経営大学院准教授):人類は古代ローマ時代から市場をつくってきました。中世には、負債の取引市場がありました。

 貸金業者が集まり、負債の経済リスクを削減しました。当時は全員が一カ所に集まらなければなりませんでした。借用書がなければ、契約期間を確認できず、債務の交換ができないからです。

この先のポイント
  • ●インターネットが可能にした状況とは?
  • ●なぜライドシェアが成り立つのか?
  • ●ビジネスの規模は成否に関係してくるのか?