シリーズ
もう一度読みたい

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「体育祭」と「自己破産」と「男の子」と
大学に入学したときは、親はホテルオークラでパーティを開いてくれた。その秋、父は3億円の借金をかかえ行方をくらました…。岡康道×小田嶋隆の「人生の諸問題」への対処法、ゆるく鋭く第5回。
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「チャンドラー」と「JASRAC」と「新聞紙」と
ネット時代の表現は、お約束の「ウソ」を許さない。本当の「ニュース」がそこにあれば、広告だろうが記事だろうが、読み手は読んでくれる。そんな時代に生き残る、新聞、広告、そして文章とは。
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「文体模写」「他人日記」「柿」
「誰もが発信者」、そんな史上初のシチュエーションを迎えた今、いったい私たちの「コミュニケーション」はどこに行くのだろう。広告の世界でクリエイティブディレクターとして活躍する岡康道氏とコラムニストの小田嶋隆氏が、「伝達」に…
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故・中村哲医師が語ったアフガン「恐怖政治は虚、真の支援を」
アフガニスタンで支援活動を長年続けてきた中村哲医師が12月4日、現地で銃撃を受けて亡くなりました。謹んでお悔やみ申し上げ、2001年10月22日号『日経ビジネス』の記事を再録いたします。
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中曽根康弘元首相、小泉内閣を語る
国鉄などの改革を断行した中曽根康弘元首相。戦後政治の総決算を掲げた、構造改革の先輩が小泉内閣を語った。「構造改革より憲法改正が課題」と説いた2001年のインタビューを再掲する。
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ロードスターと「すみっコぐらし」の共通点
登場から3年、今や、同社の主力キャラ「リラックマ」に次ぐ存在に育った「すみっコぐらし」を生んだのは、入社1年目の新人デザイナーだった。なぜいきなり大ヒットをかっとばせたか、その理由をお伝えしよう。
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「すみっコぐらし」が落ち着く貴方へ
電車のロングシートの隅、喫茶店なら窓際の奥、会議室なら角の椅子を選ぶ。隅っこにいたい。目立たなくていいから、落ち着いて暮らしたい。そんな気持ちは、日本人なら、かなりの比率で持っているのではないだろうか。
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学歴社会の米国、男性社会の日本
賃金の不平等は多くの先進国、とりわけ米国では大きな社会問題の一つだ。米国では、賃金の学歴格差が拡大する一方、男女格差は大きく縮小した。背景には技術革新がある。では、日本はどうか。
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ニッポンの製造業から消えた400万人労働者の行方
女性の就業率が上昇していることは、近年、広く認識されるようになった。一方で、「女性の進出が加速中」といった労働市場全体でみた傾向とは、いささか異なる分野も存在する。製造業はその一例だ。
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米国「周波数オークション」仕掛け人が明かす改革の舞台裏
日本を除く経済協力開発機構(OECD)諸国で採用されている「周波数オークション」の生みの親、ポール・ミルグロム米スタンフォード大学教授。その導入の経緯や、オークション理論を活用することのメリットなどについて聞く。
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既得権益層が居座り続ければ、国は衰退する
世界各国の歴史を研究し「創造的破壊が起こりやすい制度にしなければ、国家は失敗する」と結論づけたダロン・アセモグル米MIT教授。国の成長が止まった時、政府は何をすべきか。アセモグル教授に聞いた。
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革新的理論の礎となった「貧困の経済学」
「貧乏」というと遠い話と感じる読者がいるかもしれない。だが日本における「格差社会」「生活保護受給者の増大」は、貧困問題の現れだ。これらが失われた20年に特有の問題かといえば、そうでもない。
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ノーベル経済学賞受賞・デュフロ教授「現場見つめて変革起こせ」
貧困削減政策の実証研究で知られる、エスター・デュフロ米マサチューセッツ工科大学(MIT)教授。政策の失敗は、担当者のイデオロギー、無知、惰性のためだ、と指摘する。
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台風が来ると社員が出社しない強い組織
「台風が上陸した場合、出社するかしないか自分で判断せよ」。ある外資系企業はこう通達し、社員の多くは社外勤務に切り替えた。社外で仕事ができる体制が整っているからだ。別の日本企業は「安全に十分注意して出社するように」と連絡し…
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ノーベル賞・吉野氏のエール「私たちはハッピーな時代にいる」
2019年10月9日、米国のJohn Goodenough氏、英国のStanley Whittingham氏とともに、旭化成名誉フェローの吉野彰氏の、ノーベル化学賞の受賞が決まりました。「日経ビジネス」2010年8月30…
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「世界だ」と思い込んでいた場所の外に、青空が広がっていた
ヘーゲルの弁証法は役に立つだけでなく、スケールが大きくておもしろい。なにしろそれは、「対話をモデルとした思考法」というだけではなく、さらに「(対話の進展に似ている)物事の変化・発展の法則性」をも指しているのだ。
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欧米に洗脳された日本の経営者
「日本の経営者が考える善い会社の定義は間違っている」。米シリコンバレーで活躍するベンチャーキャピタリストの原丈人氏は、こう言ってはばからない。欧米流の株主資本主義に「日本の経営者は洗脳されている」と指摘する。その真意と…
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新しい寺をつくった住職たちの物語
「伝統仏教の寺院は皆、古い歴史を持っている」というのは大いなる思い込みだ。今世紀に入って、仏教教団は新しい寺を次々と誕生させている。そこには過疎地とは異なる、「過密地の寺院問題」が潜んでいた。
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長期計画の作り方が分かるようになる「感性」「知性」「理性」
今、日本の企業に必要なのは長期計画だ。だが、その必要性を感じる経営者は少ない。作り方がわからない経営者も多い。そこで、経営のファンクションとは何か。そのために必要な3つの「性」について、考えてみた。
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リーダーになってはいけない人とは
「リーダーシップが幹部社員に対して強く求められていますが、このリーダーシップが何かは明確ではありません。経営学の父と言われるドラッカー氏は、リーダーシップの意味をどう捉えていたのでしょうか」