シリーズ
もう一度読みたい

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朝日新聞に全面広告を出して、実感したあること(実話)
単行本第二弾『ガラパゴスでいいじゃない』発売記念連載第四回。グーテンベルクは与え、ウェブは奪いたもう。その核心は「キャッチセールス広告」と「英語」にあるんじゃないか。毎度ゆるゆるのお二人ですが、最後は意外にも「ガラパゴス…
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僕の素敵な本棚は、二度と読まない本でいっぱいさ!
「人生の諸問題」単行本第二弾『ガラパゴスでいいじゃない』発売記念連載、前回は、「iPadの登場で失われたもの」というテーマを設定していたのですが、その前に話が「人生で失われたもの」の方向に行ってしまいました。今回は、iP…
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「僕の本棚を見つめる少女」は、春樹問題にアカンベーをする
お2人の「青春の5冊」から始まった「人生の諸問題・読書編」。読者のみなさまにインテリジェントな秋の夜長をご提供するはずでしたが、「さるかに合戦=プランナー説」、「春樹問題」に続いてあぶり出されたのは、結局、「モテ問題」と…
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東大に行けば虚無でもいいのか!?――『されど われらが日々―』にダマされた日々
「俺さ、どうして柴田翔なんかにかぶれていたんだろうか」「お前が謝ることはないよ。俺もね、これはかぶれていた。若いころの自分って、こんなばかだったか、とあらためて衝撃を受けた」「これにやられる、というのはおかしいよね。まず…
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『坂の上の雲』は、いつまで棚の上に並んでいるだろう?
前々回から始まった「秋の読書」編。言葉をあやつるコラムニストと広告表現のプロ、しかも高校の同級生同士で選んだ「青春の5冊」をめぐる率直すぎるやりとりを、姉のようにクラスメイトのように見守る清野さんの冷静なツッコミ入りで、…
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フカンして見るか、分け入って闘うか?
岡敦さんの連載「生きるための古典」が集英社新書から刊行されました。岡敦さんは、この「人生の諸問題」でおなじみ、岡康道さんの弟さん。前回に続いて「王様のブランチ」(TBS)などでもご活躍の「早稲田文学」ディレクター、市川真…
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「南」の成功体験「北」に移植狙う~黒竜江省黒河
家族総出でやってきて買い込んだ中国製の家電製品を脇に積み上げた一家もいれば、黒竜江の中国側で水泳を楽しんだらしい水泳パンツ姿のままの男性のグループもいる。少なくとも「国境越え」という言葉から漂う緊張感はほとんど感じられず…
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旧ソ連オイルマネー、シルクロードを潤す~新疆ウイグル自治区
現実には漢族の入植と「漢化」は確実に進んでおり、政治や経済の大半を牛耳っているのは漢族である。特に、商売の風景は中国各地で見られるのと同じだ。間口約数mの個人商店がひしめき合う大規模な商業ビルは、ウルムチ市内でも数カ所で…
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ミャンマー「軍事政権」支える深い意味~雲南省瑞麗
瑞麗からミャンマーを通ってインド洋に出る直線の最短距離は約600kmで、省都である昆明市までの距離と大差ないほど近い。既にできている鉄道や道路などのインフラを利用して、海岸に近い首都ヤンゴンに抜けるルートでも約1100k…
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北朝鮮、6カ国協議に翻弄される街~遼寧省丹東
「おまえ、何やってんだ!」。駆け寄ってきた公安警察の男に、カメラを持っていた手をグイとつかまれた。遼寧省丹東市。北朝鮮と国境を接する街のゲートで、通過するトラックの写真を撮っていた時のことだ。男は収まらない様子で畳みかけ…
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新疆ウイグル、ミャンマー国境…中国の勢力拡大は周到に進められていた
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インドシナ南下政策、起点は「パステルの街」~雲南省
ラオスに入って間もなくの街で香港の実業家が20万m2の土地使用権を購入し、150億円余りを投じて一大レジャー施設を作っている。その名も「黄金城」。既に、カジノとホテル、ショッピングセンターが一部完成しており、越境してくる…
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「侵略の戦車道」を電子部品が走る~広西チワン自治区
歴史を振り返れば、ここはベトナムにとって忌まわしい記憶が残る場所でもある。1979年、中国は56万の軍隊をベトナム国境に集結させて威嚇。そして、まさにこの友誼関から戦車を送り込んでベトナム領を侵攻した。
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39歳で認知症と診断されたトップ営業マン
2013年、トップ営業マンとして働いていた39歳の時に認知症と診断された。「クビになるかもしれない」との不安が襲ったが、周囲の理解と工夫で、今も社員を継続中だ。認知症の人が働ける社会づくりを当事者の立場から目指す。
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たかが仕事、人生いたる所にイタリアあり
今回はお二人の労働観に迫ります。広告クリエイターとコラムニストという、ワナビーが多そうなお仕事に就いた岡さん、小田嶋さんですが、学生時代には相当の逸話が。けっこう洒落にならない生活をしていたふたりが「僕だけは大丈夫だ」と…
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この世で唯一有効な「才能」とは
才能とはなにか。小田嶋さんがいきなり答えを出します。それは●●●●●●●だと。だけど、どう作りだし、維持していくのかが分からない。誉められることじゃないの? と答える岡さんも、広告界の××××を××した年にもぬけの殻にな…
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話はまだまだ続くけど、「人生2割がちょうどいい」
今回は「人生の諸問題」の単行本『人生2割がちょうどいい』(5月13日に講談社より発売)を売るための楽屋オチ回ということで、岡さん&小田嶋さんのお2人に最も苦手なことをしていただこうと、編集部で特別編を企画しました・・・
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O氏の電通入社試験突破作戦
「ルールは自分で作るのが一番面白い」。そんな言葉を当連載で放ち続けた岡康道氏は、社会からルールを押しつけられるデビュー戦、就職活動をどう闘ったのか? 読めば勇気が沸いてくる・・・かな。
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女々しきぼくらの餅つき合戦
今回は、編集部からお二人にアンケートをお送りしました。最初の設問は「自分の中に女々しさを感じることはありますか?」。話は、なぜか女性の方を口説く経験から始まって、米国大統領選、そして小学校の運動会まで走ってしまいます。
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男だったら、天下国家を語れるべき?
竹を割った反対の「もちをついた」性格の男たち--前回(「女々しきぼくらの餅つき合戦)から引き続き、「女々しきおじさん」問題を語っている岡さんと小田嶋さん。それが「雄々しさ」、そして「おじさん」「おばさん」に変わっていく―…