岡:その芸能人は何という人だったの。
小田嶋:当時、KKさんといったけど、後に苗字を変えて、TVドラマで有名俳優の妹役とかをやっていました。
以前、「小田嶋隆のピース・オブ・警句」で書かれていたネタですね。
小田嶋:そうそう。
岡:彼女は、その後は出てきてないの?
小田嶋:出てきてない。そこは天地真理と同じで、ヌードになっちゃったからね。
岡:そこまでは一応追ったのか。
小田嶋:知っている人がヌードになったというのは、なかなかのあれで、ありゃ、脱いじゃったのね、と。
今だったら秋葉原のAKB劇場に行っている?
小田嶋さんは、今だったらAKB劇場に行っている口でしょうか。
小田嶋:行かない。でも、高校生だったら行っているかもしれない。
岡:僕は行かない。
小田嶋:俺はキャンディーズのイベントのために、上野の「アブアブ」に行っちゃいました、という過去があるから。はい。
岡:「青春の音楽」というテーマは、恥ずかしいものだよね、これ。
小田嶋:ね。これは思わぬものを掘り出されてくるのがつらいよね。
本を語るよりも、映画を語るよりも恥ずかしいですか?
岡:そうですね。ずっと恥ずかしいかもしれないですね。
その意味では、岡さんは本当に度胸よく、恥ずかしいタイトルを出してきていますが、小田嶋さんはカッコ付けてるな、と感じました。
岡:そうだよ。何だよ、小田嶋。俺は恥ずかしかったよ。
(→この後、2人の対談は、もっとアクティブに、もっと後ろ向きに進んでいく予定です。ご期待ください。)

日経ビジネスオンラインきっての長寿コンテンツ、ひいては小田嶋隆を“再び”世に出した当連載(自慢)が、みたび単行本になりました。五十路を越えたお二人が、青春時代を振り返る、かと思えば、現世の悩みにドリフトし、すべりにすべって横道に逸れていく、そこにキヨノ姐さんがぐさっとブレーキ。暑くて眠れない夜に、ページを開けばくすくす笑いと共に、気持ちがちょっと楽になる(かと思います)。効能は是非、購入してお確かめくださいませ(Y)
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