「白いスニーカー」は場違いです!
環境省が発表する「環境省のスーパークールビズの服装の可否」では、スニーカーは「可」となっています。この基準を参考に、ビジネスシーンでスニーカーを履く人も増えてきています。けれど、ビジネスシーンでは回避しなければならないスニーカーがいくつかあります。
まずは、白いスニーカーです。
プライベートでは好感度が高くなることもある爽やかな白いスニーカーですが、ビジネスシーンではNG。ビジネスシーンでは、シャツ以外に白色のアイテムを身に着ける習慣がありません。白い靴下も履きませんし、白いネクタイも、白いバッグも、基本的には使わない。いくらスーパークールビズでスニーカーが許されていると言っても、白いタイプを履くと明らかに場違いな印象を与えてしまいます。
スポーツタイプのスニーカーも回避すべきでしょう。派手な色や機能性を重視したデザインは、ビジネスシーンに不適当。自分自身は歩きやすくていいと思うかもしれませんが、相手にマイナス点を付けられかねません。
最適なアイテムは、レザースニーカーです。
ただし、全てのレザースニーカーが適切というわけではありません。横幅が広いウォーキングシューズのようなタイプは、あか抜けない印象を与えてしまうこともある。ですから避けるのが妥当です。
選ぶべきは、洗練された細身のシルエットのレザースニーカーです。色はこげ茶や黒などの暗い色を選ぶと、落ち着いたイメージになり、ビジネスシーンにふさわしいでしょう。

7月に入り、いよいよ本格的な夏を迎えます。クールビズスタイルの出番が増える中、今年はビジネス雑貨にも注意して、好印象を与えるスタイルを目指していただければと思います。
(この記事は日経ビジネスオンラインに、2015年7月1日に掲載したものを再編集して転載したものです。記事中の肩書きやデータは記事公開日当時のものです。)
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