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 環境省が音頭を取って2005年から始まった「クールビズ」。ノーネクタイ、ノージャケットという服装は多くの会社員に受け入れられてきました。

 ところで営業の人たちはクールビズをどう受け止めたらよいのでしょうか。意外と多くの営業が今でも悩んでいる事柄です。以下の問答を読んで「営業のクールビズ」について考えてみましょう。

○部下:「課長、凄い勢いで仕事をとってきていますね。今年も全社でダントツのナンバーワン、間違いなしですね」

●営業課長:「1位と言われてもなあ。社内で競争しているつもりはないし」

○部下:「なるほど、ライバル他社の営業と比較しているわけですか」

●営業課長:「いや、誰とも比べていない。自分だよ。過去の自分としか比べない」

○部下:「凄いですね……。憧れます。自分しか敵がいないって、なんだか大相撲の白鵬関みたいですね」

●営業課長:「あそこまではとても。ただ、マネジャーとして言うと、君たちが私を追い越すくらいになってくれると、とても嬉しい。大相撲で言う恩返しだな」

○部下:「……頑張ります。前から一度聞きたかったのですが、課長の原動力って何なのでしょうか。給料を上げることですか」

●営業課長:「沢山貰えたら嬉しいけれど、それがすべてじゃない。実際、賞与で少し上積みされるだけで部長よりはるかに少ない」

○部下:「え、そうなのですか。だとすると……」

●営業課長:「君はゲームをやるか?」

○部下:「ゲームですか。実はかなりのゲーマーです。戦国時代を舞台にしたゲームを結構やりますね」

●営業課長:「なぜゲームをするのかな」

○部下:「改めて考えたことがないですが……。ゲームをやっていると楽しいから、ですかね」

●営業課長:「私はゲームをしないから分からないが、クリアまで結構苦労するものなのか」

○部下:「頭は使いますね、かなり。苦労ということはないですが、イライラしたり、腹が立ったりする時もあります」

●営業課長:「それなら、どうしてやるのかね」